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翔ぶために。

たぶん、あなたのまわりにも、
大活躍をしている人っていると思う。
 
 
ビジネスで大成功をしている人、
 
みんなから人気のある人、
 
リーダーシップをとって
バリバリと頑張っている人。
 
 
背中に大きな翼をはやし、
大空を自由に翔び回るように輝く人。
 
 
そんな人を見ると、やっぱり
 
「あの人、いいなぁ」
 
「私もそんな風になりたいなぁ」
 
なんて思っちゃうのは、むしろ自然な事だと思う。
 
私も「羨ましいなー」と思う人はたくさんいるし、
あなたにもいるかもしれない。
 
 
でも、
 
考えてみると、自由に翔ぶためには
当たり前の準備があるな、なんて
ふと思ったりするんだよね。
 
この当たり前の準備をしていなければ、
どんな素晴らしい翼があっても、
自由に空を翔ぶような活躍はできない。
 
そんな準備。
  
 
それはどんな準備か?というと、
 
「身につけている
 重い鎧(よろい)を脱ぐ」
 
という準備。
 
 
 
人間、誰だって
 
「傷つきたくない」
 
と思っている。
 
 
特に、過去に痛いダメージを負ってきたのならば
ますます傷つきたくないと思う気持ちは強くなる。
 
その「傷つきたくない」と思う気持ちが強くなればなるほど、
心を固くガードするのは、当然のことだ。
 
 
結果として、心に何重も「鎧」を着こむことになる。
 
 
これ以上傷つかないように
 
「人に本音を話さない」
 
「過度な期待はしない」
 
「いつも冷めた目で、ものごとを見る」
 
「どうせ○○、とか、騙されない、を口ぐせにする」
 
 
そんな風にして、自分を守る「鉄の鎧」で
ハートをがっちりふさいでしまうわけだ。
 
 
それはそれで必要に応じて着込んだわけだから
悪いわけではないし、ましてやその人を
責めるつもりもない。
 
 
でも、いつのまにかその「鎧」は、
背中に生えている翼に、大きな負担をかけることにも
なってしまっているようにも思う。
 
 
どんなに素晴らしい翼を持っている鳥だって、
全身に鉄の鎧を身につけてしまったら
自由に翔ぶことはできない。
 
 
人間だって同じだ。
 
 
心を固く閉ざして、重い鎧を着込んだまま
空を自由に翔ぼうとするのは、
さすがに無理があるだろう?
 
 
じゃあ、翔ぶためにはどうすればいいのか?
 
 
シンプルな話だ。鎧を脱げばいい。
 
 
重い鎧を脱げば、本来持っている翼が伸び、
空を自由に翔べるようになる。
 
 
もちろん、鎧がない分、傷つくことは増えるだろう。
悲しくて泣きたくなるようなことも
増えるかもしれない。
 
さらに、しばらくの間は
長年使っていなかった翼がうまく使えずに
うまく翔べないことだってあるだろう。
 
 
 
でも。
 
それでも。
 
 
もし空を自由に翔びたいのであれば、
鎧を脱いで、一生懸命に羽ばたくしかない。
 
今、自由に空を翔んでいるように大活躍している人も、
過去には、うまく羽ばたけずに
地面に墜落しまくった日々があったはずだ。
 
 
今活躍している人は、
みんなに人気があるからオープンハートなのではない。
 
傷つきまくり、ダメージを受けながらも、
鎧に逃げることなく、羽ばたき続けたんだと思う。
 
 
そして、表面的にはカッコよく翔んでいても、
今でも傷つくようなことはたくさんあるんだろうと
推察する。
 
 
それでも、鎧でガードするのではなく、
自分の翼を信じて羽ばたき続けているから
その姿を見た人が応援するんじゃないかな?
 
なんて思うんだよね。
 
 
 
鎧を脱ぐのは怖い。
 
当たらなくてもよかった「風当たり」も
真正面から受けなきゃいけなくもなるだろう。
 
でも、そんなリスクも受け入れることを選んだ人だけが
大空から見える景色を見ることができるんだろうなぁ、
なんて思う今日この頃。
 
 
すぐに全部の鎧を脱げなくても、
 
ちょっとずつ鎧を脱いでいる時間を増やして、
 
ちょっとずつ鎧を脱いで接することが出来る人を増やして、
 
ちょっとずつ羽ばたく練習をする。
 
 
お互いに、そんな風になっていければいいと思うけど
あなたはどう感じるだろう?
 
個人的には、ハートを守る鎧の誘惑と戦いながらも
がんばって羽ばたければなー
なんて思っております(笑)
 
 
ではでは。
 

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