今週も月曜日がやってきました。
気持ちの良いスタートを迎えているでしょうか?
「気持ちいい週明けです」
という人もいるだろうし、
「月曜日なんて、
出会いたくないモンスター第1位です」
という人もいるだろう。
まぁ、毎日普通に過ごしているだけでも
「あーっ!何であの人は
こんなにイライラさせるの?」
「ホント、むかつくわー!」
という人間関係って、どうしてもあると思う。
この記事を読んでいる人は向上心が強く
優しい人が多いから
「そんな風に思っちゃうなんて、
まだまだ私ダメだなぁ」
とか考えちゃうかもしれないけれど、
優しい人であればあるほど
人間関係の風あたりには敏感なので、
イラッとしちゃうのはしょうがない。
その上で。
人間関係でイラッとしてしまうのって、
理由はひとつしかないって、知ってる?
もちろん、表面的な理由は
数え切れないほど様々だ。
「あの人がひどいことを言う」
「パートナーが、かまってくれない」
「仕事をテキパキやらない」
「なんかエラそう。上から目線だ」
「私の好きな人を傷つける」
「フェイスブックの投稿が気に障る」
でも、根っこの本質部分を見ると、
理由はたった一つしかない。
その、たった一つの
「イラッとする理由」とは?
もう、これはシンプルで、これだけ。
それは、
「あなたの優先順位は、間違っている!」
ということ。
つまり。
どんなイラッとする理由であっても、
たいていは
「もっと私を優先して!」
「もっと私に気を遣ってよ!」
ということが多い。
私にひどいことを言うなんて、ひどい。
あなたの考えよりも、私の気持ちを優先してよ!
あなたは私のパートナーなんだから
私にもっと時間を使ってほしい。愛情を注いでほしい。
他の事よりも、もっと優先させてほしい。
この私が頼んだ仕事なんだから、
他の仕事よりも優先してやるべきだろう?
私に上から目線とは、何事?何様?
優先順位がわかってないね。
っていうことだ。
「ええっ!?
いえいえイグゼロさん。
私に直接関係なくても、
誰かにひどいことをしているのを見ても
イラッとします」
という場合もあるだろう。
それでも、表面的な構造が違って見えるだけで
中身はそれほど変わらない。
「私の好きな人に、
ひどいことを言うのなんて
信じられない!」
というのは、
「あの人に対する私の中の優先順位と、
あなたの中の優先順位が違う。
それは、間違っている!」
という事だし、
「フェイスブックの投稿が気に障る」
というのは、深層心理を探って行けば
「あなたの書きたい事よりも、
私がこれを読んでどう思うかを優先させろよ」
という事に他ならない。
非常にひねくれたモノの見方だけれど、
つまりは、そういう事だったりもするよね?(笑)
さてさて。
ここまで読んで来た、
向上心も強く優しいあなたのことだ。
「うわ、その通りかもしれない」
「だとしたら、けっこう私って、ワガママ?」
と思うかもしれない。
でも、それでいいのだ(笑)
あなたも、あなたをイラッとさせる人も、
あなたが大好きな人も、もちろん私も、
全員が、それぞれの優先順位を持っている。
さらに、それぞれの優先順位は
シチュエーションや、その時の気分などによって
コロコロ変わってゆく。
まったく、自分も含めて
ワガママ勝手な人たちばかりだけれど
それでいい。
全員が、まったく同じ優先順位を持っていたら、
人間社会が成り立たない。
全員が同じ人を好きになり、
全員が同じ仕事に就き、
全員が同じ食べ物の好みを持ち、
全員が同じことを考えて、同じように死ぬ。
そんな社会の方が、キモチワルイ。
全員が違う優先順位を持ち、
さらにそれがコロコロと変わる。
だからこそ、人間社会は成り立っているし、
だからこそ、おもしろい。
みんなちがって、みんないい。
もちろん、イラッとしたくなくても
イライラしてしまうことはある。
でも、
「ああ、この人とは優先順位が違うんだな」
と、優越感に浸れば、
多少は心が休まるというものだ(笑)
優先順位が違う人がいるから、
あなたがやらない仕事をやってくれる人がいて、
あなたが好きな人をあなたが独占できる時間があり、
あなたが思いもつかないアイディアで
あなたを幸せにしてくれたりもする。
そう思えると、ちょっとは楽だよね。
まぁ、そんなことを言いつつも、
今回、例に出したようなイライラは
私も普段から体験しちゃうから例に出せたこと。
「俺って、人間ちっちぇー!!!」
と世間に向かって公表しているようなものだから
お恥ずかしい限りなんだけれどね(笑)
記事を書くことを
優先順位の高いところにしている私。
その記事を読むことに時間を優先させてくれて
ありがとう。
これからも、よろしくお付き合いくださいませ。
ではでは。