今回の記事は、スピリチュアルな人たちを
敵に回すかもしれない。
せっかく読者様が増えてきているところで
こんな爆弾を投げなくてもいいのにとも思う。
が、今回の記事でカチンとくるのは
ニセモノだけなので、別にいいや。笑
この記事を読んでいる
本物のスピリチュアリストのみなさまは
失笑しながらお楽しみください。
さて。
世の中には、いろんな考え方の持ち主がいる。
そして、様々な才能や能力を持っている人がいる。
それぞれが素晴らしいと思うし、
どんな考え方を持って生きていっても、
それはその人の自由だ。
そんな中、
「私は、天使とつながる特別な能力がある」
「私は、霊を感じることができる」
「人々を開放する使命を帯びてきた」
「てか、実は大天使の生まれ変わりだ」
みたいな人たちも、いろいろといるし、
それでいいと思う。
私も本当に数名だけれど、
「マジで本物だわ」
という「能力者」にお会いしたことがあるので
私ごときが計り知れない世界があるのだろう、
ということも知っているつもりだしね。
その上で。
その能力を持っていたとしても、
だからといって、他の人よりも自分の方を
「特別」
だなんて思うのは、個人的には
おかど違いだと思うし、ことさらに「特別」を
アピールする人は、たいていの場合、バッタもんだ。
(バッタもん、って、ニセモノのことね)
私も氣功とか習っているし、
エネルギーの話は大好物だ。
でも、「使える=特別」なんて思ってないし
私の氣功の師匠もそうだ。
私がお会いしたことのある「真の能力者」は、
「こんな能力は、誰にでもあるある!アハハー!」
みたいな人か、
ただただ粛々と、自分の持っている力を
人様のお役に立てている方しかいない。
自分を特別な位置に置こうとか、
今までの自分のコンプレックスを覆い隠すために
その「能力」を、ことのほかアピールする
なんて人は、いない。
いたら、それはニセモノだ。
北斗の拳でいったら、アミバだジャギだ。
(※個人的にはアミバもジャギも好き☆)
能力を持っていたり、使命を帯びていたとしても、
あとは、それをどうするか?の方が大事。
たとえば、名門大学を出ていたり、
難関の司法試験を合格したって、
その知性を活かさないのであれば、意味がないのと同じ。
「オレは○○大学卒業生だぞ!」
「私を誰だと思っているの?
司法試験に合格した○○さんだぞ!?」
と声高に叫んでも、それだけで人望は集まらない。
「いえいえ、そうじゃなく、
生まれながらにして持っている能力は、、、」
みたいに言われても、
少なくとも私は、よくわからない。
運命論者に立っていえば、
人はそれぞれ運命を担って生まれてくるんだろう。
それが、
「人々を開放する役割」
であっても、
「快楽を追求する役割」
であっても、それがカミサマの意思なんだったら、
そこに優劣はないように捉えている。
役割を果たす。
それこそが、唯一大切なところだ。と思う。
今回、なんでこの話を取り上げたかというと
ちょっとした相談があったから。
なんか、スピリチュアル的なページでは、
「あなたが特別な存在なのかが分かる
チェックシート」
みたいのがあるらしく、それを見てみたんだけれど、
そもそも、そんなページに行く人は
けっこう当てはまるようなチェック項目だったし、
それに全部当てはまり、
「特別な存在」
だからといって、なんなの?と思う。
例えば、
□ 年中うどんを食べている
□ 関東と関西のうどんの違いが分かる
□ 夢にうどんが出てきたことがある
□ 子供の頃、うどんが大好物だった
みたいなチェック項目があり、
それに答えていったら、
「あなたは、香川県民の才能があります!」
「今、住んでいるところが違ったとしても
地球上で数少ない、香川の能力者です」
「あなたはうどんで世界を照らす使命を帯びて
地上に遣わされた存在です」
となるようなものだ。
全世界の中で、天使とつながっている人よりも
香川県能力者の方が、たぶんレアで特別な存在だ。
でも、だからと言って
それだけでは、「で?」となるように思う。
(※私は、うどん大好きです)
さてさて。
「能力者」「特別な存在」である、と
自分に酔っている人は、それを自分の
エゴか金銭欲を満たす「武器」にして
自分を一段上に見せたがる。
真の能力者は、それを普通だと思っているか、
せっかくの能力だから、磨きをかけて
自らが人様にお役に立つ「道具」となろうとする。
もし、あなたの周りに
「邪悪なエネルギーを感じる!」
「まって!何か気配が。。。。」
みたいな人がいたら、それはたいていニセモノだ。
本物は、そんなことを言う前に、
さっさと除霊したり、自分の能力を
こっそり発揮している。
そして、困っている人がいたら、
心を砕いて、ことに当たっている。
たいていはニセモノだから、気をつけてね。
どんな能力でも、持っていることそのものに
価値があるわけじゃない。
その能力で、どう貢献するか?
それが問われていると思うので、私は
持って生まれた大魔王の使命を果たすために
フハハハハ・・・・!と君臨したいと思います(嘘)
ではでは。