ちょい久しぶりの男性性と女性性の話かな?
いや、互いの比較と言うか、
「残念な男性性」
の話なので、今回は完全に私自身を振り返る
反省文になると思う(笑)
さて。
私の女性友達や、セミナー参加者さんから
たびたび事案報告される
「残念男子の法則」
みたいのがある。
その法則は、
「この前、男性にこんな風に言われたんですよー」
みたいに教えてもらえるのだが、
同じ男性としては
「ああ、そりゃ残念だわー」
という、教えてくれた女性に対する共感の気持ちと、
「まぁ、気持ちは分かるわー」
という、そこにはいない男性への同情の気持ちが混在する。
スミマセン(笑)
それはどんな話かと言うと、
「女性のチャレンジに対して、知ったかぶりをする」
という話。
さまざまなケースがあるんだけれど、
基本は女性が
「この前、私、こういうことをやったんですよー」
「こういう成果が出たんですよー」
「今度、こういうことにチャレンジするんですよー」
という話をした時に、
それに対して
「ああ、それ俺もう知ってる」
「昔、俺もやった」
「はるか昔から、そう思っていた」
「縄文時代から知ってた」
みたいに返す、という、もはや習性に近いありさま。
たとえば、女性が
「今度、スキューバダイビングで
初めて海に潜るんですよー」
と、やや緊張しながらもワクワク話しているところで、
「ああ?まだやってなかったの?
あんなのカンタンだよ」
みたいに返したり、
「わたし、今こういうコンセプトでお仕事をしていて、
やっと軌道に乗ってきたんです」
と、やっと自分がやってきたことが花開いてきて嬉しい、
という話をしているところで、
「そのコンセプト、俺もそう思ってた。気づいてたよ。
もっとそれを広めるためにはね。。。」
と、上から目線で水を差し、アドバイスを始めたり、
「やっと商業出版できましたー」
と喜んでいるところに、
「おめでとう。これで僕と同じステージに来れたね。
でも気を抜いちゃいけないよ」
と、自費出版経験者が語ったりと、いろいろだ。
(自費出版がダメ、という話じゃないよ。
さらに言うと、私の話じゃない、、、、はず。笑)
出方は様々なんだけれど、
とにかく女性がやってきたことや
やろうとしていることを楽しくおしゃべりしている時に
「ソレ、オレ、シッテルヤッテル」
と、鼻息フンフンして話しちゃう状態。
あー、わかるわー。
男子、わかるわー。
俺も、やっちゃってるわー。
男子的な心理としては、
「あなたがチャレンジだと思っている事を
平気でやっちゃってる俺、カッコイイだろ?」
「あなたが努力して手に入れたもの、
俺はすでに持っちゃってるんだから、ほめて」
という感じなんだよな?なっっ????
(ここで違っていたら、私だけがイタイ男性だ)
男性は、とにかくプライドが大切だ。
女性から見ると「はい?そこ?」と思えるようなところに
変なプライドを持っている。
女性がなしえた事に、素直に
「すごい!」
と言うのは、プライドを試される行為なのだ。
「そこにプライド持たなくてもいいじゃない?」
と言われても、パブロフの犬がベルの音を聞くと
よだれが出ちゃうくらい、抗いがたいことなのだ。
女性であるあなたのパートナーや好きな男の人が
テレビを見ている時に
「あ、この娘、若くてかわいーよなー」
と言っているのを聞いて、
「ホント、かわいぃよねー(^^)」
と心の底から即答するくらい難しいことなのだ。たぶん。
だが。
この妙なプライド、
「オレ知ってるぜプライド」
「シッタカプライド」
は、男女双方になんのメリットもない。
男性側からすれば、シッタカプライドを発動させることで
「きゃん☆
この人、私が一生懸命やってることを
楽々やってしまうのね!ステキ!!!」
と思ってもらえることを期待しちゃうのだろうが、
その確率は、今のところゼロパーセントだ。
その場ではニコニコされていたとしても、
あとで女子グループに
「この前こんな事案が発生しました」
「うわ、その男子ダサっ!」
と、事案報告されてるのがオチだ。
なので、
女性が頑張っていることを教えてくれたのなら
パブロフの犬になる前に、よだれをぐっとこらえて
「おお!すごいね!」
「マジで尊敬する」
と言った方が、女性も幸せになるし
男性であるあなたの評価も下がらない。
女性はあなたに
「私はこんなに頑張っているんだけど、
あなたはどうなのよ?」
と、勝負をふっかけているのではない。
うれしさや挑戦を共感したいだけなのだ。
少なくとも
「共感するに足る男性」
と思って話をしてきてくれているのだから、
そこは勘違いしないでいきたい。よな?な?
そして。
女性のみなさまには大変申し訳ないのですが、男性が
「シッタカプライド」
をしちゃったら、
「このパブロフやろう」
「ああ、ヨダレヨダレ」
と、華麗にスルーしちゃってください。
男性はあなたが魅力的な女性であればあるほど
「シッタカプライド」
に走る傾向がある。
なので、男性が
これみよがしに「シッタカプライド」をしかけてきたら、
「ああ!私の魅力がすごすぎるのね!
今、パブロフのベルが高らかに鳴り響いているわ!
私ったら罪なオンナ!!!!」
と、心の中で陶酔しちゃってオッケーだ。
。。。とまぁ、ここまで書いてきて
「あ、シッタカプライド代表選手って、
まさしく俺自身じゃないか。。。。」
と、膝をがっくり折ってしまうことしきりなのだが、
そこは指摘しないでほしい。
私のプライドが傷つくので(笑)
ま、いろんな男性性女性性の違いがあるけれど、
その違いがあるから魅かれ合うんだろうね。
精進します m(__)m
ではでは。