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良い商品、悪い商品。

私たちは誰でも、毎日のように
たくさんの商品を買っているよね。 
 
 
そして、その中には
 
 
「うわ!これめっちゃ良いやん!」
 
 
という素晴らしい商品にも出会うし、
逆に
 
 
「こんなの、買って損したわー!」
 
 
と思うような残念商品がある。
 
 
これだけモノやサービスがあふれている世の中だから、
当たりハズレは出て来るんだろうけれど、
 
 
「では一体、良い商品と悪い商品を分ける
 境目って、なんなんだろう?」
 
 
みたいに考えてみると、
自分が買う時にしても、何かを売る時にしても
大きなヒントになりそうだから、ちょっと考えてみた。
 
今回は、それをシェアしたいと思いまする。
 
 
 
 
さて。
 
ものすごーく根っこのところを見ると、
私たちがものを買うか買わないかは
 
「たった一つ」
 
のポイントでしか選んでいないと思う。
 
 
まぁ、生命維持のための必要最低限のモノたちは
置いておくとして、それ以外の商品やサービスを
購入するかどうかは、たった一つしか要素がない。
 
 
 
そのたったひとつの要素ってのは、
 
 
「期待」
 
 
だ。
 
 
 
ほら、考えてみて。
 
 
あなたが今まで買ったものは、
必ず何かしらの「期待」があるから買っている。
 
 
ファッショナブルな洋服を買った時は
 
「気持ちいい毎日が送れるだろう」
 
とか、
 
「友達が褒めてくれるかもしれない」
 
といった期待がある。
 
 
高級車を買った時には、
 
「コレを買えるようになったオレを
 毎日ワイルドに生きられるようになるだろう」
 
とか、
 
「ひょっとしちゃったら、モテちゃうんじゃね?」
 
みたいな期待をして買う。
 
 
 
飲食店でご飯を食べる時も、
自分が食べたい味のものが出てくることを期待して
その店に入るだろう。
 
 
その他、占いだって、化粧品だって、
電化製品だって、メモ帳だって
 
 
意識するかしないかは別として、必ず何らかの
 
 
「期待」
 
 
をして、財布からお金を出す。
 
 
 
ここまでは、共感してもらえる?
 
 
 
 
 
 
だとするならば、
 
良い商品と悪い商品を分ける最大のポイントは、
 
 
 
「期待に応えてくれたかどうか?」
 
 
 
だけだと思うけれど、どうでしょう?
 
 
 
 
価格対効果みたいなものもあるけれど、
価格が高ければ高いだけ
 
「期待」
 
も高くなるので、その分、大きな満足を得たくなる。
 
 
どんなに安いものであっても、
期待していた効果がなかったり、
期待を裏切られたりしたら、即刻
 
 
「悪い商品」
 
 
となるわけだよね。
 
 
 
 
そして、同じ商品であっても
人それぞれで評価が違うのは、
その期待の大きさや方向が違っていたからに他ならないよね。
 
 
 
ってことは。
 
 
売る側としてもっとも大切にすべきなのは、
お客さまになってくれる人の
 
「正当な期待に応える」
 
という事だと思う。
 
 
そして何より、
 
 
「この商品は、このような期待に応えられます」
 
「こんな人にお勧めです」
 
「こんな効果はないから、そういう人は買わないでね」
 
 
という、お客さまのターゲットを絞るのが
とっても大切だと思う。
 
 
 
売る側としては、そんなつもりなかったのに
 
「どうしてくれる!!!」
 
みたいなクレームになるのは、
事前の説明が足りなかったか、
はじめから騙そうとしていたからにすぎない。
 
 
以前も
 
「お客さんを絞り込むといいよね」
 
という話をしたけれど、
この「期待」という側面から見ても間違いないと思う。
 
 
 
どんな人の、どんな期待に応えるのか?
それを見極めれば見極めるほど、
 
 
その商品は売れるだろうし、
 
クレームは減るし、
 
より品質を上げることも、高価格商品を開発することも出来る。
 
 
 
お客さまの「期待」がどこにあるのかを
ピントがずれない形でフォーカスすればするほど
双方にいい事が起きるのだろうと思う。
 
 
 
 
 
そして。
 
 
買う側としては、自分が
 
 
「どんな期待をしているのか?」
 
 
ということを意識すると、
あとのガッカリ感は少なくなると思う。
 
 
もちろん、はじめから売る側が騙そうとしていたり、
あるいは、不測の事態で故障しちゃったりと言った場合は
どんなに注意していても難しいけれど、
 
 
「どんな期待をしているのか?」
 
「最低、どこまでは満たして欲しいのか?」
 
 
みたいなことが分かっていると、
変なネガティブ感情を引き起こさなくていいから
平和に過ごせるんじゃないかな?なんて思う。
 
 
 
ま、個人的には、たまには
 
 
「ものすごい期待と、そのあとのズドーンとしたガッカリ感」
 
 
も、味わっていいような気もするけれどね(笑)
 
 
 
 
買う時も、売る時も
 
 
「期待」
 
 
というキーワードを、いかに正確に見極めるかができたら、
いろいろとハッピーなんだろうなー、と思いまする。
 
 
 
これって、いわゆる商品やサービスだけじゃなくて
人生全般に言えることなのかもしれないけれどね。
 
 
ではでは。

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