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「好きな事を仕事に」は、生き残り戦略

お仕事を選ぶ時には、さまざまな切り口がある。
 
たとえば
 
 
「年収」
 
「有給休暇」
 
「キャリアアップ」
 
「職場の雰囲気」
 
 
などなど。
 
 
 
その中で、
 
「自分が好きなことを仕事にするか、しないか?」
 
みたいな問いかけって、あるじゃない?
 
 
 
一方は
 
 
「自分の時間なんだから、好きな事をしないと」
 
 
という意見で、もう一方は
 
 
「ハァ?仕事をなめてんじゃねぇよ。
 まずは好き嫌いよりも、給料とかで決めなよ」
 
 
という意見。
 
 
 
 
どちらも、もっともな意見だと思うので
 
「こちらが唯一の正解」
 
なんてものはないだろう。
 
 
 
しかし、どうも世間の流れを見ていると、
 
「好きなことを仕事にする」
 
という方向じゃないと、
けっこうキツくなってくるんじゃないかな?
 
なんて思ってしまう。
 
 
 
 
 
と、言うのは。
 
 
今までは、仕事とプライベートを分けて
 
「仕事の時は仕事バリバリ!
 そして、オフの時は趣味や家族サービスに」
 
みたいな生き方が、比較的容易に出来た。
 
 
だから、
 
「イヤイヤでも仕事の時は義務を果たして、
 あとの時間を充実させればいい」
 
というチョイスもアリ!だったわけなんだよね。
 
 
 
ただ、現在はネットの普及などにより、
いつでもどこでも仕事が転がり込んでくるベースが
出来上がってしまっている。
 
 
会社とか事務所から帰っても、
平気でメールとかで仕事が入ってくる。
 
 
 
もちろん、
 
 
「会社から出たら仕事関係の連絡は見ない」
 
 
という自分ルールを設けてもいいけれど、
お客さまや会社側から見て
 
「いつでも対応する」
 
という社員や事業主と、
 
「あ、今はオフなんで」
 
という社員や事業主だったら、どちらを重視するだろう?
 
 
 
 
 
 
これは完全に個人的な予測だけれど、
 
「仕事のオン・オフがハッキリしている仕事」
 
というのは、アルバイトとかの
比較的マニュアル化されている仕事に
これからもどんどんシフトしていくように感じる。
 
 
そして、アルバイトやマニュアル化できる仕事は、
賃金が低くてもよしとする日本にいる外国人、
外国に住んでいる人、そして機械も
 
「同じ仕事を取り合う」
 
ライバルになり得る。
 
 
なので、ますます仕事を選ぶのが熾烈になってくるように感じる。
 
 
 
それだったら、
 
「オンとオフがはっきりと分かれてなくても
 自分としてはやっていける仕事」
 
を選んだほうが、トータルの暮らし満足度は高くなる可能性がある。
 
 
「好きな仕事」
 
とまでは行かなくても、
 
「意義を見いだせる仕事」
 
「喜びを見つけられる仕事」
 
にしておいた方が、いいように思う。
 
 
 
イヤな仕事でストレスまみれになり、
無駄な浪費や暴飲暴食でストレス解消したり、
病院通いになるよりは、
 
賃金が多少安くても、無駄遣いに走ったり
病気を患うよりもコストは安いし、
なによりライフバランスとしてはこっちの方がいいと思う。
 
 
 
まぁ、何事にもバランスはあるから
 
 
「好きなことをして、お金を受け取るようになります!」
 
 
なんて言って、行きつく先が生活保護とかなのは
個人的には「??」と思ってしまうけどね(笑)
 
 
でかい「やりたい」のために、
小さな「やりたくない」を越える必要がある時もあるだろう。
 
 
スキルも磨く必要があるだろうし、
生きる知識、知恵を磨くことも必要だ。
 
 
 
みんな一生懸命生きているんだから、
一生懸命生きるのをやめたら、その分何かが
手からこぼれ落ちて行くのは自然だと思う。
 
 
でも。
 
 
それを踏まえた上でも、
 
 
「好きなことを仕事に選ぶ」
 
 
ということを前提にした方が、
報われたと思えることが多いだろうし、
なにより、適者生存の生き残り戦略にも適っていると思う。
 
 
 
「好きなことを仕事に?
 はぁ?甘えてるんじゃないよ!」
 
 
という話ではなく、
自分の人生のサバイバルとして、好きなことを選ぶ。
 
 
そんな風に考えてもいいのかもしれないよね。
 
 
好きなことを追い求めているうちに、
その実現方法は変わるかもしれない。
 
というよりは、好きなことをそのまま自分の仕事に出来る人なんて
ほんの一握りだろう。
 
 
だとしても、今の仕事の中に好きなことを見出して、
24時間、いつでも対応しても、さほど苦にならないことを選ぶ。
 
 
そんな意識を、まず最初の一歩として考えるのはアリかなー
なんて思います。
 
 
甘い話に見えて、実は全然甘くない
突き離した意見だったりもします(笑)
 
 
ではでは。

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