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最も売るのが難しいもの

自分でも自分のお仕事が
分からなくなる時があるんだけれど、
おかげさまで、今まで色んなものを売るお手伝いを
させていただいてきた。
 
 
お酒、
 
塾、
 
基礎化粧品、
 
食料品、
 
セミナー、
 
 
その他様々なものの販売に携わってきて、
まぁまぁそれなりの成果を出してきたんだけれど、
その中で、もっとも売るのが難しいものがある。
 
 
 
それは、
 
 
「効果が万能のもの」
 
 
なんだよね。
 
 
 
ものを売りたい人に
 
「で、この商品はどんな人むけで、
 どんな効果があるの?」
 
と聞くと、
 
 
「老若男女すべての人に必要で、
 その効果は万能なんです」
 
 
みたいに言われるのが、
一番難しい。
 
 
 
たとえば、
 
「コーチングによって自分自身の本当のあり方に気づく」
 
とか、
 
「ある一定の質問を繰り返すことによって
 どんな問題の解決方法と、本当に自分がやりたいことを知る」
 
とか、
 
「この食品を食べているだけで、
 ありとあらゆる健康問題が快方に向かう」
 
とか、そういうもの。
 
 
 
「万能?ホンマかいな」
 
と思う時もあるけれど、実際に試させてもらうと
本当にさまざまなことに効果をもたらし、
また、どんな年齢であっても、男性でも女性でも
意義がある商品やサービスというのがある。
 
 
 
一見、
 
 
「これさえあれば、なんでもオッケー!」
 
 
というのは、素晴らしいセールスポイントのような感じがする。
 
また、商品やサービスの保持者も、
そこに誇りを持っている事が多い。
 
 
しかし、実際に売るとなると、
これが本当に売るのが難しい。
 
 
なぜならば、お客様の立場からすると、
 
 
「私のための商品やサービス」
 
 
と思えないからだ。
 
 
 
 
これだけ商品やサービスがあふれた世の中になると、
 
 
「これこそ、私のために開発されたものだわ!」
 
 
と思えない限り、なかなか手にとってはくれない。
 
 
 
生活必需品ならばともかく、
娯楽やプラスアルファのサービスであるならば
 
 
「他でもない、あなたのために開発されたものです!」
 
「あなたのような方にこそ、必要なのです!」
 
 
とならない限り、売れない。
 
 
 
セールスは、たとえるならばラブコールだ。
 
 
そんなラブコールが、
 
 
「どんな人でも、
 私の愛を受け取れます!」
 
 
「誰でもいいですし、どんな付き合い方でもいいので
 私と付き合ってください」
 
 
と言われても、誰の胸にも響かない。
 
 
 
「あなたに、愛を捧げます」
 
「他でもないあなただからこそ」
 
 
と誠心誠意伝えて、やっと届くか届かないか?
って感じなのだと思う。
 
 
 
なので、もし
 
「私の扱っている商品やサービスを
 もっと売りたいなぁ」
 
と思うのであれば、
対象をもっと狭くした方が良い。
 
 
 
「この万能の効果を知ってもらいたいんです!」
 
 
という気持ちは分かるけれど、
それだとラブコールにならない。
 
 
 
いろんな見込み客対象があって、
 
いろんな効果があるのだとしても、
 
 
一回のセールスで伝えるのは
 
「ひとつの対象、ひとつの効果」
 
が原則だ。
 
 
いろんな成分があっても、レモンは
 
「ビタミンC!」
 
で一躍スターになったし、
 
 
気功・呼吸法・バレエ・武道など
あらゆることに精通していても
デューク更家さんは
 
「ウォーキング」
 
なのである。
 
 
 
そこから一度ファンになってもらって、
さらに理解を深めてもらう。
 
その方が、結果早いと思う。
 
 
 
もし、今あなたが
 
「何かを売りたい!」
 
 
と思っているのなら、それをラブコールにする。
 
 
 
「ひとりだとしたら、誰にラブコールするのか?」
 
「ひとつアピールするとしたら、
 何がアピールポイントなのか?」
 
 
これを徹底的に磨くと、
解決策が出てくるかもしれないよねー
 
 
と、私もがんばりますー
 
 
ではでは。

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