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12:8の法則。

以前、講師仲間と話をしていた時に、
 
「12:8の法則だねー」
 
みたいな話が出たことがあった。
 
 
 
私としては、
 
 
「全体の商品の2割が、8割の売り上げを上げている」
 
とか、
 
「お客様の人数2割が、8割の売り上げを買ってくださっている」
 
とか、
 
「社員の2割が、仕事の8割をやっている」
 
 
みたいな、
 
 
「8:2の法則」
 
 
というのは聞いたことがあったのだけれど、
 
 
「12:8」
 
 
というのは、聞いたことがなかった。
 
 
 
なので、その講師仲間に
 
 
「なにそれ?食べれるの?」
 
 
みたいに聞いてみたところ。
 
 
 
 
この法則は「8:2の法則」とは全然別のもので、
 
 
「誰かに何かをやってもらう時の法則」
 
 
なのだそうだ。
 
 
 
 
たとえば、
 
 
セミナー中、受講生の方にやってほしい事があったとする。
 
 
それは、
 
「自分のことについて、書き出してみてください」
 
ということでもいいし、
 
「カッコよく、セクシーなポーズをとってみてください」
 
でもいい。
 
 
とにかく、受講生さんからすれば、
ちょっとやるのに抵抗を感じるようなことを
やってもらう時。
 
 
 
その時に、講師がお手本として
 
 
「こんな感じですね」
 
 
と、100%やったとしても、受講生さんはまだ
 
 
「えー、、、でも。。。」
 
 
みたいに、やる気にならない人もいる。
 
 
 
なので、講師としては
 
 
「こんなっ!!!感じでっ!!!!」
 
 
と、思いっきり、120%の力で、
自分がどう思われてもいいくらいにやり切ると、
 
 
「講師の人が、そこまでやるのなら。。。」
 
 
と、その80%をやってくれる、ということだった。
 
 
 
やってもらいたいと思っている方が
メーターを振り切るくらいやって、
やっと8割くらい伝わる。
 
 
これを、その講師の人は
 
「12:8の法則」
 
と表現したんだよね。
 
 
 
そして。
 
 
これって、セミナー講師と受講生さんの間だけの話じゃなくて
なんでもそうなんだろうね。なんて思う。
 
 
家族関係にしても、
 
友達やパートナーとの関係にしても、
 
お仕事にしても。
 
 
 
やってもらいたいことがあったら、
10じゃなくて、自分が12やりきる。
 
 
それでも相手がやってくれないのであれば、
それはまだ自分がメーターを振り切っていない、
 
そんなことなのだろうな、なんて思う。
 
 
 
山本五十六氏のように
 
 
「やってみせ、
 言って聞かせて、させてみせ、
 ほめてやらねば、人は動かじ」
 
 
なんて言葉が腹から言えるほど、
まだ人生経験が豊富なわけじゃない。
 
 
でも、とりあえず誰かにどーのこーの言う前に
 
 
「自分がメーター振り切っているか?」
 
 
を自問して、頑張っていきたいと思いますー
 
 
ではでは。

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