最近、なぜかは分からないのだけれど、
「ある共通点を持つ人々」
に、続けざまに出会っている。
現時点では、4人。
(それぞれの人は、面識がほとんどない)
数は少ないかもしれないけれど、
その人たちが私に与えるインパクトが
ものすごく大きい。
もちろん、
その共通点がない人たちにも
いろいろと教えてもらっているのだけれど、
個人的に、その共通点がある人たちに
ものすごく魅力を感じる。
その共通点というのが、
「ビジネスの世界において
すでに一定の成果をおさめた上で、
今後は自分の志に殉じようと思っている人」
というもの。
ビジネスというと、とても広い世界だし、
規模も売り上げも、上を見ればキリがない。
ただ、いちビジネスとして、
単発で終わらない売り上げで億を超える仕組みを作り上げ、
実際に顔を合わせて、何らかの貢献をした人数が
数千人以上、というのは、
「ある一定の成果」
と言ってもいいんじゃないかな?
と個人的には思う。
そんな人たちが、
「これからは、こんなことをしたいと思う」
と、口を開いてくれるんだけど、
最近私と出会ってくれている人が
口々に言うのは、
「ビジネスの拡大」
では、ないんだよね。
「ビジネスは、もちろん大事。
でも、この後の自分の時間を、
お金儲けだけに捧げるのは、違う気がする」
と言う。
ビジネスの崇高さと大変さも知っていて、
より規模の大きいビジネスを展開する人たちにも
敬意を払っている。
ただ、
「自分の役割は、規模拡大ではない気がする」
という人に、立て続けに出会っている。
その人たちは、
どちらかというと抽象度の高い
「自分も含めた人たちの、人間性の向上」
「口では説明することのできない
人としての自然との調和、生かされ方」
ということに殉じようとしている。
頭ではなく、魂に殉じようとしている。
変な言い方かもしれないけれど、私が
「とはいえ、規模も大切だよね?」
「やっぱり、もっと大きな
経済的ステージを見てみたいかも、、、」
「どんなジャンルでもいいから
ベストセラーとか出して、
有名になっても、みたいなぁ」
と思えば思うほど、
「イグゼロよ、あんたはそっちじゃないやろ?」
「あんたの道は、こっちじゃないの?」
と、ナニモノかに誘導されているような
気持ちにすらなる。
もちろん、
いつも書いているように、
人はどんな風に生きても、それは自由なのは
当たり前だ。
そのうえで、
「どうなるかは分からないけれど、
もう、自分のやるべき役割だと思えることから
目を背けるわけにはいかない」
と、そのまま続けていれば安定的に収入が入ってくる
立場を、卒業したり、卒業しようとしている人がいて、
そんな人たちと話していると、
「ああ、やっぱり、私も、こっち側なんだなぁ」
なんて思う。
そんな風に思う私も、今までも、
「自分のミッションがみつかった!」
「気づきを得た!」
「これが、自分のやるべきことだ!」
と、その時その時で思ってきた。
ただ、その時は、
これからの未来に対するワクワク感とか
気分の高揚とかが一緒についてきていた。
でも、今回感じている
「私がやるべきこと」
には、気分の高揚が、まるでない。
逃げ切れないことへの諦めというか、
ずっと見ないようにしてきたことの直視というか。
ワクワクとは正反対で、
「今まで仲が良かったり、お世話になってきた人が、
離れてゆくだろうなぁ」
「今までの延長線上じゃ、
果たしたい使命に届かないなぁ」
なんていう、テンションが平坦な「気づき」。
まぁ、そんな感じだから、
やることとかがすぐに変わったり、
今までやってきたことをぶった切ったりはしない。
新しいビジネスの話も来ているし
そこはきっちりとやっていく。
ただ、徐々に自分のライフワークをごまかさず、
主軸から逃げないように
自分の時間を創り上げていきたいな、なんて思う。
(今回気づいたライフワークも、
今までやってきていることと、
はた目には全然変わらないからね。笑)
さて。
もしかしたら、これを読んでくれている人の中にも
「本当は、こんなことをやりたいのになぁ」
「今の生活を考えると選びにくいけど、
なんか、コレをやらなきゃいけない気がする」
みたいに思っている人がいるかもしれない。
そんな時は、自分がやりたい!
と頭で考えるのも大事だけれど、
「なんで、目を背けようとすればするほど、
こんな出会いがあるの?」
「偶然かもしれないけれど、
あきらかにナニかあるだろ??」
という、「ナニモノかからのいざない」にも
アンテナを立てるのも、面白いのかもしれないね。
自分の頭で考えていることは、
それ以上には、なりにくい。
一生懸命考えることも大切で、
そのうえで、ゆだねてみるのも大切なのかもしれないよね。
新しい縁を結び、
今までの縁を切らずに、ゆるりとほどきながら
やれることをやっていきたいと思いますわ。
ではではー(^^)/