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欲望の牙

先日、大切なビジネスパートナーと、
彼の会社の方々と飲んできた。
 
詳しいことは書けないんだけれど、
これから彼とは、ちょっと大きめの金額が
動くようになってゆくお仕事を一緒にやる予定。
 
(ちょっと大きめ、は、ご想像にお任せします)
 
 
彼自身もそうなんだけれど、
彼の仲間たちも最高にイキイキと生きていて、
初めて会ったのにもかかわらず、
とても充実した時間を送らせてもらった。
 
ありがとう!
 
 
で、彼や彼の仲間たちと飲みながら話をしている中で、
けっこう大切なことを思い出した。
 
ここしばらく、なんとなく
 
「もう、まずますの年齢だから
 達観している方がいいよね?」
 
とか、
 
「物欲とか現世欲とかに振り回されているより
 もっと大切なものがあるよね」
 
と考えて、できる限りそういった
分かりやすい欲を、自分から引き離そうとしていた。
 
半分意識的に、半分無意識に、ね。
 
 
でも。
 
彼らと言葉を交わしているうちに、
ちょっと考えが変わったんだよね。
 
 
彼らは、堂々と
 
「あれが欲しい!」
 
「これも体験したい!」
 
「今度は、こんなことをしよう!」
 
と、バンバン話をする。
 
 
笑いながら、明るく、
 
「近い将来に、自分が手に入れるもの」
 
を、目を輝かせながら話す。
 
 
そして、仕事の話も
 
「どうやったら儲かるか?」
 
という枝葉の部分ではなく、
大きくは社会を動かすような話をする。
 
そしてそれは、まったくの絵空事ではなく
着実に、具体的に話が進行中のことでもある。
 
 
そんな話を聞かせてもらいながら、
そしてこれからスタートするプロジェクトの
5年後10年後を考えながら、
 
 
「あ、ちょっと自分の牙が、すり減っていたわ」
 
 
と、気づかされた。
 
 
 
 
そりゃあ、
 
 
理想から言えば、
 
「我欲はなく、大志を抱き、理念を実現する」
 
というのが、良いに決まっている。
 
 
ただ、残念ながら、私はそこまで
人間ができていなかった。
 
 
いつの間にか、物欲や世俗的な欲求を
自分から引き離していたことで、
本来の生気や、男としての在り方までも
見失っていたように思う。
 
 
 
たぶん、長所と短所は表裏一体。
 
 
我欲が強くなる分、自分の中の
 
「生きよう!」
 
「男として、やってやるぜ」
 
という気持ちも強くなり、
未来を切り拓く力もみなぎってくる。
(女性も、そうかもしれんが)
 
 
 
自分を満たしきっていないのに、
 
「そろそろ、物欲は。。。。」
 
なんて、早すぎましたスミマセン。
 
 
いつの間にか、悪い意味で女々しく
男性としての魅力が、すり減っていたことに
気が付きましたわ。
 
 
この数年間、自分の中で失われつつあった
「欲望の牙」を、再度、研ごうという
エネルギーが帰ってまいりました。
 
 
そう。
 
 
生気がなくなるくらいなら、物欲持った方がいい。
 
 
めっちゃ肉食で、がっついていて
ギラギラしている方が、長所も引き出される。
 
 
自分の中にある優しさとか、
脆いところも大切だとは思うけれど、
本来の男性性を発揮する方が、もっと大切だわ。
 
 
ガツっと、欲しいものを手に入れて、
成功しても失敗しても大笑いして、生きていきたいね。
 
 
そのためには、女性なら女性性、
男性なら男性性を上昇させるために
同性同士で語り合う時間は、とても大切だと思う。
 
 
もちろん、異性に相談をしたり、
アドバイスをもらったりするのも大切。
 
 
その上で、それとは別に
 
男性なら、ギラギラした男性性のエネルギーを
シャワーのように浴びせ合う時間があった方がいいし、
 
女性なら、安心できる空間で
女性性を引き出し合う時間を持った方がいいんだろうね。
 
 
 
「他の人はうまく行っている感じなのに、
 なんで私は、そうでもないんだろう?」
 
と、なんとなく思っていた部分があったんだけれど、
その答えは、めっちゃシンプルで、
 
 
「実は、そこまで貪欲に欲しがっていなかった」
 
 
という結論だった。笑。
 
 
 
ガツガツ、欲しいものを獲りにゆく。
 
 
そんな姿勢を、プラスオンしてゆきたいと思います。
 
もちろん、我欲を満たすだけでなく、
社会に、大きく貢献できる男になるためにね。
 
 
少なくとも、心の中で欲望の牙を
研いで行こうと思いますわ。
 
 
思い出させてくれて、ありがとう!!
 
また飲もうぜ!!
 
 
ではでは。

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