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人の悩み、5つのステージ

今日は、あっさり目で書こうと思っていたら
思いのほか長文。
 
 
さて。
 
 
おかげさまで、今までいろいろな方の
相談をお受けさせてもらっている中で
 
「どうやら、人の悩みには5つのステージがあるな」
 
ということが、なんとなく見えてきた。
 
 
 
で、
 
 
アドバイスをする時に
その5つのステージを読み間違っていると、
 
 
「はぁ?なに言っちゃってんの?」
 
「ぜんぜん響かないんだけれど?」
 
 
と、受け取ってもらえないこともある。
 
 
 
人には、悩みがある。
 
そして、その人の、その時の状態によって
5つのステージがあるようだ。
 
 
なので、その5つのステージを見極めつつ
アドバイスすると喜ばれるし、
 
自分の悩みに対しても、
どう対処していいのかわかりやすくなるかもしれない。
 
 
 
ちなみに、断っておくと、
5つのステージは、
「悩みのジャンル」ごとに存在する。
 
 
たとえば、仕事の悩みは
高ステージで悩んでいるのに
 
恋愛の悩みは
 
「え?そこ?」
 
みたいな場合もある。
 
 
 
また、
 
悩みはバイオリズムみたいなものでもあるので、
 
 
「低ステージで悩んでいるからダメ!」
 
 
みたいなものでもないし、ましてや
 
その人の人間性や、人としての価値とは
まったく無関係だ、ということを補足しておこう。
 
 
そこを踏まえた上で
読んでくださると、うれしさマックスです^^
 
 
 
 
さて。
 
 
悩みの5ステージとは、ザックリ言うと
こんな感じだ。
 
 
ステージ1:「マイナスからゼロ」ステージ
 
ステージ2:「ゼロから1」ステージ
 
ステージ3:「1から99」ステージ
 
ステージ4:「99から100」ステージ
 
ステージ5:「100」ステージ
 
 
どんな悩みもそんなステージがあると思うし、
あたりまえ体操だけれど、ワタシ自身も
さまざまなことで、様々なステージで悩む。
 
 
そして、それぞれのステージごとに
アドバイス(の方向性)は、全然違う。
 
 
なので、ワタシが同じような悩みを言われても、
「相談者が誰か」によって、
全然ちがうことをお伝えしたりする。
 
 
 
 
ってなわけで。
 
 
 
まず
ステージ1:「マイナスからゼロ」ステージ
 
 
ここは、本来持っている力を
発揮できてないステージ。
 
 
なので、アドバイスとしては
 
 
「休めばいいんだよ」
 
「ありのままでいいんだよ」
 
 
みたいなことになる。
 
 
 
そのステージにいる時は、
深刻にモノを考えすぎたり、
 
「溺れる者は藁をもつかむ」
 
みたいになっているので、
 
 
「クリック一つだけで楽々稼げる」
 
 
みたいな言葉にも、ひっかかりやすいので、
 
 
「とにかく、焦って動かないこと」
 
「じっくりと心を休めること」
 
「自分を好きになること。
 自分を自分で傷つけないこと」
 
 
というのが、キーポイントになるだろう。
 
 
(これ書いてて、自分が最近、間違ってた
 アドバイスをしていたことに気がついた。笑)
 
 
 
 
次に、
ステージ2:「ゼロから1」ステージ。
 
 
ここは、とにかく成果を出したいのに
どうしても出せないで、もがいている状態。
 
 
大抵の場合は、他の人と自分を比べて
 
 
「みんながあっという成果を出してやる!」
 
 
と焦って、それが災いして
なにひとつとして効果が出ないという
状態に陥っている。
 
 
 
なので、
 
 
アドバイスとしては
 
 
「小さな成果を出してみる」
 
「今出している成果に目を向けてみる」
 
 
となるだろう。
 
 
個人事業なら、1、000円でもいいから稼いでみる。
 
婚活なら、とにかく異性とデートしてみる。
 
 
「最初の一歩は、小さく!」
 
 
ということで、まずはゼロを1にすることを
お勧めする感じだね。
 
 
 
 
 
ほんでもって、
 
次は、 
ステージ3:「1から99」ステージ
 
 
 
ここになると、やる気はあるし
能力も発揮できる。
 
 
ただ、やれることがたくさんあって
かえって何からやっていいのかわからない、
という状態。
 
 
エネルギーはあるから、
いろんなところに活発に顔を出したり
勉強したりもする。
 
 
でも、
 
「んー、なんか違うな」
 
と、さまよっているような状態だろう。
 
 
 
 
なので、
 
 
アドバイスとしては
 
 
「目標を定める」
 
「目指す未来を提示する」
 
 
ということになるだろう。
 
 
マイナスからゼロの人には
カウンセリングが必要だけれど、
 
この「1から99」の人には、
このようなコーチングが適している。と言える。
 
(マイナスの人にコーチングをしても
 かえって害になる)
 
 
 
本人の話すことに耳を傾け、
相手に合わせたガイドをする。
 
それが必要になるだろう。
 
 
 
マイナスの状態の人は
「聞いてもらっている」のが大切。
 
そして、存在を許可してもらうことが大切。
 
 
 
対して、このステージの人には
 
 
「具体的解決策」
 
「応援」
 
 
が適している。
 
 
 
さらに言えば、この悩み状態のケースに関しては
 
「がんばれよ!」
 
と言っても、なんの差支えもない。
 
そんなように思う。
 
 
  
 
 
 
で、
ステージ4:「99から100」ステージ
 
 
これは、始末をつけたり、
最終形にもっていく人のステージ。
 
 
やるべきことはやった。
 
解決策も見えている。
 
 
自分が一番、このことについては理解している。
 
 
という心理状態。
 
 
なので、アドバイスは、アドバイスにならない。
 
ただ、そこまでやってきたことへ対する敬意を示し、
相手が必要だったら、
 
「意見の一つ」
 
として、慎重に提示する。
 
 
あとは、カタをつけるのには
時間とコツコツが必要なことが多く、
また、基本的に目立たない作業も多いので、
 
「理解者であること」
 
のスタンスを取っているのがいいんじゃないかな?
なんて思う。
 
 
敬意をもってねぎらう。
 
そんなスタンスが良いように思う。
 
 
 
 
 
 
んで、最後。 
 
ステージ5:「100」ステージ
 
 
なにかひとつのことに、完成を見た状態。
 
 
それはそれで素晴らしいんだけれど、
そういう人が陥る心理がある。
 
 
それは「退屈」。そして「世界への慢心」
 
 
なんか、つまらない。
 
燃え尽きた。
 
そしてなんとなく、世界が分かっちゃったような気になる。
 
 
何をやるにしても、もう障害はない、
そんな気持ちになる。
 
 
人間性が高い人は大丈夫なんだけれど
ワタシみたいなタイプは、すぐに鼻高々になって
調子にのっちゃう。
 
 
 
 
なので。
 
 
アドバイスとしては、
 
 
「世界は、たぶんきっともっと広い」
 
 
と、今までの「外」に目を向けてもらうこと。
 
 
 
今までチャレンジしなかったこと。
 
今まで会っていなかった人。
 
 
やってきたことは凄いけれど、
世の中にはもっと凄いことや人が待っていること。
 
 
そんな方に目を向けるようにうながす。 
 
 
ま、たいていの場合は、
ここまでのステージの方々は、
ワタシなんかが何も言わなくても
そこまで行った人は、自分で何かを探すんだけれどね。
 
 
 
 
ふぅ。
 
 
 
というわけで、いろいろな悩みのステージと
それに対するアドバイスの違いを書いてみた。
 
 
繰り返すけれど、悩みは様々で、
どのジャンルで、どのステージで悩んでいるかは
人それぞれだ。
 
 
そして、それは本人の人間性や価値とは
まるで無関係。
 
 
 
その上で、
 
その時の心理状態のステージに合わせた
助言ができると、カッチョイイなー、
なんて思うわけですわ。
 
 
 
ワタシなんか、どのジャンルでも
 
 
「なにやってるんだか??」
 
 
みたいな悩みばかりなのに、なぜか
アドバイスは求めてもらえるから
エラソーに講釈たれているだけですからー!!!
 
 
 
 
なにかの参考になれば、幸いです。
 
 
 
んん、今回は、自戒しまくりだなぁ。
 
己を磨いていきたいと思います!
 
 
 
  
 
ではでは。

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