人は、
関係が「近い」と感じる人であればあるほど、
その人を過小評価しがち。
その人が人々に社会にやっていること、
自分にやってくれていることに、
フラットに感謝できる心を。
人は、
関係が「遠い」と感じる人であればあるほど、
その人を過大評価しがち。
その人の見えていない面にも、
その人の長所にも短所にも、
フラット差し伸べられる手を。
人は、
関係が「ない」と感じる人であればあるほど、
その人を人として見なくなりがち。
自分の中に巣食う残酷さと、
関係性の薄い人からされる仕打ちを、
フラットに見つめられる目を。
そして。
人は、
「近い」時間でできることを過大評価しがち。
いきなりの大変化を求める欲や、
やることを詰め込みすぎる自虐に、
フラットに自問し それに傾けられる耳を。
人は、
「遠い」時間でできることを過小評価しがち。
雨垂れも長年かければ石をもうがつ事実を、
心の在りように現実は成ってゆく原則を、
フラットに受け入れる魂を。
人は、
「はてない」時間でできることは思考放棄しがち。
100年前から現在までの変化と、
現在から100年後の世界に、
フラットに想像を広げられる翼を。
持てればいいな。
なれたらいいな。
なんて思う今日このごろ。