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アウトプットするということ

以前、
 
「良いアウトプット先を確保しておくと
 成功しやすくなる」
 
という話をしたんだけれど、覚えている?
 
 
あなたの作った商品を買い続けてくれる
アウトプット先があれば、
間違いなく経済的に成功する。
 
 
あなたの仕入れた知恵や情報を
驚きとともに聞いてくれて、良い質問をしてくれる
アウトプット先があれば、人間的に豊かになる。
 
 
アウトプット先を意識すれば、
自分にとって必要なインプットもわかり、
さらにそのインプットの質を向上できる。
 
 
なので、アウトプット先を意識すると
とてもいいよ、という話だったよね。
 
 
 
今日は、それに関連したお話。
 
 
 
  
 
 
先日、私の記事も読んでくれている後輩が、
 
「将来的には、いろんなインスピレーションを
 発信できる人になりたいです」
 
「いや、発信できる人になります!」
 
と、堂々と私に宣言した。
 
 
 
その宣言を受けて、
私は彼にひとつの質問をした。
 
「インスピレーションを発信できる人になるための
 爆発的に進化する方法があるんだけれど、
 聞いたら、やる?」
 
 
彼の返事は、もちろん「YES」。
 
 
 
そこで、私は彼にこう伝えたんだよね。
 
 
「Yさん(後輩の名前)って、新しい友達の増やし方とか、
 健康に毎日過ごす方法って、
 けっこうこだわりをもってやっているよね?」
 
「その方法を、知らない人って、
 Yさんのまわりにも、いるよね?」
 
「だったら、Yさんがすでに知っていて、
 他の人が知らないことを、どんどん
 アウトプットする場を作ればいいんじゃない?」
 
 
 
 
すると、Yさんは、こんな風に返してきたんだよね。
 
 
「たしかに、僕が知っていることで、
 誰かが知らないことはあると思います」
 
「でも、僕よりも、もっと詳しい人が
 世の中にたくさんいます」
 
「そんな状態で、僕みたいな人が
 アウトプットしちゃっても、いいものなんですか?」
 
 
 
たしかに、Yさんよりも健康に詳しい人は
多いかもしれない。
 
友達を増やすのが得意な人も、たくさんいるだろう。
 
 
 
でも。
 
 
と、私は続けたんだよね。
 
 
「世の中に、プロゴルファーっているじゃない?」
 
 
「プロゴルファーの中には、すさまじい賞金を稼ぐ
 タイガーウッズクラスの人もいる」
 
 
「そうではなくて、近くのゴルフ場で
 ゴルフを教えてくれるレッスンプロもいる」
 
 
「Yさんの理屈を突き詰めると、
 ゴルフを教えていいのは、この世の中で
 タイガーウッズクラスの人だけになるんだけれど?」
 
 
「そうじゃないよね?
 ニーズがあって、真剣に伝えるのならば
 アウトプットするのに躊躇なんてしなくていい」
 
 
 
私がそう言うと彼は納得したらしく、
 
「じゃあ、やってみます」
 
と、自分の知識をアウトプットする場を設けることを
約束したんだよね。
 
 
 
 
まぁ、そのあとすぐに私が
 
「OK、じゃあアウトプットする
 日程と場所をこの場で決めよう」
 
と言って、スケジュールを
強制的に確定させられるとは
想像もしていなかったみたいだけれど(笑)
 
 
 
 
さてさて。
 
 
 
 
この記事を読んでいる人の中にも、
 
「まだ、準備が足りない」
 
「私よりも、うまくできる人を知っている」
 
なんていう理由で、アウトプットを
先延ばしにしている人がいるかもしれない。
 
 
でも、それはとてももったいないことだと思うんだよね。
 
 
はじめから上手くやろうなんて思わなくていいし、
アウトプット先の人数だって、1人でもいい。
 
 
その時に自分が出せるものを、
真剣に、おしみなく出す。
 
 
すると、また新しい何かが入ってくる。
 
そんな繰り返しだと思うんだよね。
 
 
 
だって、そんなことを偉そうに言っている
私のアウトプットだって、
見る人から見れば、
 
「はぁ?そんなレベルで
 まだ語っちゃってるの?」
 
ということだってあるだろうし、
 
 
「お前が言うな(笑)」
 
 
と思っている人だって
間違いなくいるだろうからね。
 
 
 
でも、そんなの関係ない。
 
 
自分がアウトプットしたくて、
読んでくれる人がいる。
 
 
それだけで、いいのだ!!!
 
 
ではでは。
 

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