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アドバイザーは ” Like a train “

電車って、便利だよね。
 
 
ものすごく今さらなんだけれど、
あらためて「すげーっ!!!」って思う。
 
 
 
乗り間違えにさえ気をつけていれば、
自分が行きたい場所にスムーズに連れて行ってくれる。
 
 
それも、どの交通機関よりも
安価に、正確に。
 
 
 
急ぐ人のためには、急行や特急が用意されているし、
ゆっくりと各駅停車で目的地に向かうこともできる。
 
 
 
 
 
なにより親切だなぁ、と思うのが、
 
「○○線に乗り換えの方は、こちら」
 
と教えてくれているところ。
 
 
 
路線図にも乗り換えられる電車が載っているし、
車内アナウンスでも
 
「○○線は、お乗り換えです」
 
と言ってくれる。
 
 
 
駅のホームに降りれば、どこに行けば
別の路線に乗り換えることが出来るかが
親切に表示されている。
 
 
 
 
 
考えてみると、各電鉄会社は
ビジネス的にライバル同士でもあるのに、
 
「ライバルの電車に乗りたい人」
 
を、親切に誘導してあげているわけだ。
 
 
 
これって、すごくね?(笑)
 
 
 
 
 
しかも最近では、suicaやICOKA、パスネットなどの
電子マネーの相互乗り入れまで
出来るようになっている。
 
 
とっても柔軟な、お客様志向の対応だなぁ
なんて思うんだよね。
 
 
 
 
 
 
 
そして。
 
 
 
ここから私の妄想が飛んで行くんだけれど、
 
 
 
 
出来得るならば、人へのアドバイスや
コーチングも、こんな電車たちのように
やるといいんだろうなぁ、なんて思った次第。
 
 
 
どういうことか?というと、
 
 
 
誰かが
 
「○○という結果を得たい」
 
「○○という目的にたどり着きたい」
 
と言った時には、全力で応援する、
 
 
 
早く結果を出したい人には、
早くたどり着く方法でサポートし、
 
自分のペースでしっかり行きたい人は
1つ1つ、各駅停車のように
サポートする。
 
 
 
そして、
 
アドバイザーは、自分が送り届けられる
サポート範囲を熟知している。 
 
 
もし、自分が送り届けられない
サポートが必要な人には、
 
 
「それなら、あの人に聞いてみるといいよ」
 
 
と、たとえ自分の嫌いなライバルであっても
自分からの“乗り換え”をお勧めする。
 
 
 
 
自分がアドバイスの入り口であったとしても、
その人が得たい出口が別の所であるのならば
気持ちよく、自分が送り届けられるところまで
全力でサポートする。
 
 
そして、自分が送り届けられるとこまでサポートしたら、
気持ちよく別の人にバトンタッチをする。
 
  

自分の利益や自己重要感に捉われず、
 
「目の前の人が、得たい目的地にたどり着く」
 
ということだけにフォーカスして、
“相互乗り入れ”も辞さない。
 
 
 
 
そんなサポートをするのが
良いんじゃないかなぁ、なんて思ったんだよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もし私が相談する側の立場だったら、
 
「何が何でも、私だけで
 あなたをサポートしてあげないと気が済まない!」
 
とか、
 
「私は専門外だけれど、
 別の人にあなたを紹介なんてできない!」
 
とか、
 
「私に聞いたからには、
 あなたの目的地なんて、どうでもいいの!」
 
なんて言う助言者は、ごめんこうむりたい。
 
 
 
 
 
 
そうではなくて。
 
 
「私ができるサポートはするけれど、
 他の人にもサポートしてもらいたかったら
 ぜひそうしてね」
 
とか、
 
「私は専門外だから、
 ○○さんを紹介させてもらいたいんだけれど?」
 
とか、
 
「私のメンツとかは別にいいから、
 あなたは、あなたが欲しいことに集中して」
 
と言ってくれる人にアドバイスやサポートを受けたい。
 
 
 
あなたは、どうだろう?
 
 
 
 
 
 
 
なので、
 
 
電車に乗るたびに、
 
 
「あー、電車って
 すげーサポーターだなぁー」
 
 
「電車のようなアドバイザー
 サポーターになりたいなぁ」
 
 
なんて思っちゃっている今日この頃、ってわけ。
 
 
 
 
まぁ、電車に乗って自分のアドバイススタイルや
サポートスタイルを反省するくらいだから、
現在の私は、理想の状態とは、ほど遠いんだろうけれどね(笑)
 
 
 
 
さてさて。
 
 
あなたがサポートが必要な時、
どんな人にサポートしてもらいたいですか?
 
 
 
そして、
 
 
 
あなたは、誰かにサポートをお願いされた時、
どんなスタイルでサポートをするのでしょう?
 
 
ではでは。
 

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