年が明けてから数日間、
たくさんのカップルの話を聞く機会があった。
基本的には全員ラブラブなのだが、
男性側の話と、女性側の話を聞いているうちに
ちょっと面白い事に気がついた。
今回出会った男女カップルは、
向上心が高くて勉強熱心。
自分のパートナーの幸せを考えられる
素敵な人たちだった。
ところが、やっぱり男女の性差みたいなものはあって、
たまにお互いが分からなくなることも
あるみたいだった。
ということで、男性である私の目から見た
性差による違いをちょっと書いて見たいと思う。
もし、
「違う!」
と感じる女性がいましたら、ぜひ教えてください。
勉強しますので(笑)
さて。
基本的には、男性は、好きな女性には
いろいろなことをしてあげたくなる生き物です。
物的なプレゼントもそうだし、
労働もそうだし、
心も満たしてあげようとするし、
万一の場合は、命も投げ出すかもしれない。
よりたくさんのギフトを提供して、
幸せで満たしてあげたい、と思っているのが
男性の基本的な考え。
(“男性の”ではなく“いい男の”基本的考え
かもしれんが)
ただし、ひとつ身勝手な考え方を持っている。
それは、
「自分が提供したいギフトを、
提供したい時に
提供したいだけ」
あげたいと思っている。
もちろん、その女性が喜ぶように
サル知恵を使って一生懸命考えるんだけれど、
それが間違っている場合も多い。
ギフトを提供するタイミングも
男性側が「あげたい」と思ったタイミングで
提供したいと思っている。
というか、それ以外の時は
気がつかないことが多い。
さらに、男のギフトは
提供してあげられる「量」が決まっている。
休んだりすれば、また提供できるんだけれど、
一定量を超えると、男はギフトを生み出せなくなる。
ある男性が言っていたのが特徴的で、
「ギフトはある。でも義務はない」
という言葉に集約されるかもしれない。
基本的には、男性のワガママなのかもしれないね。
そして。
女性ももちろん、相手の幸せを願っているし、
より多くのギフトを提供したいと思っている。
でも“いい女”であればあるほど、
男性から「受け取る」ことによって
男性を幸せにすることが出来る。
女性は、男性に
物的なプレゼントをしなくてもいい。
男性の為に労働なんか、しなくてもいい。
命も投げ出さなくていい。
ただ、相手を尊敬し、
相手が提供してくれたものを受け取って、
喜んでくれれば、男性は満足だ。
セクシャルな下心もある時もあるだろうけれど、
基本的には、上手に受け取ってくれさえすれば、
男はあなたのもとから離れない。
(それは、夜の街のオネーチャンに
足しげく通う男性を見れば、一目瞭然だろう)
そして、
女性ならではの本能がある。
それは、
「プラスの感情から生まれたものなら
なんでも、
いつでも、
無限に」
受け取りたい。
男が「これが喜ぶかな?」なんて考えるのは
実はあんまり意味がない。
相手がプラスの感情から提供してくれるものならば、
基本的になんでも嬉しい。
プレゼントでも、労働でも、言葉でも、心でも、命でも。
そして、プラスのものならば、タイミングというのも
(男性が考えているような意味においては)あまり関係ない。
だから、ここぞというタイミングを見計らって。。。
なんて考えている我々男性は、けっこうサルなのだ(笑)
で、ここが一番大切なんだけれど、プラスのものならば
「無限に」
吸収することができる。
男性は、たとえプラスのものであっても、
けっこう「お腹いっぱい」になる。
誉められ続けると「もういいよ」という気持ちにもなる。
しかし、女性は無限に吸収できる器を持っていて、
相手から何かを提供されると、その分
受け入れる器が広がる。
無限に伸びて広げることができる。
そんな違いがあるみたいだね。
なので、
賢明な男性は、プラスの感情を持って、
どんなものかを深く吟味せず、なんの前触れもなく、
相手の予想以上に提供したりする。
賢明な女性は、男性が一生懸命提供したものを
「どんなものなのか?」
「どんなタイミングで渡してくれたのか?」
ということを誉め、
適度に男性に休息を与えて、次のギフトを作ってもらう。
ま、私も偉そうなことは言えないんだけれど、
男性は
・ギフトの提供に喜びを感じる。
・提供したいものを、提供したいタイミングで、
提供したいだけあげたいと思っている。
・一定量以上あげた後は、休息が必要。
そうじゃないと「義務」に感じ始める。
女性は
・ギフトを受け取って、男性を喜ばせることが出来る。
・プラスの感情から生まれたものならば、
なんでも、いつでも、無限に受け取れる。
・提供されると、その分受け入れる器を
無限に伸ばし、広げることが出来る。
なんていう違いを、お互いに知っておくと
もうちょっとお互いの幸せにつながるのかもね。
というわけで、私は休息します(笑)
ではでは。