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風潮に縛られて老いていく

「人から変な目で見られたくない」
 
「変わり者なんて言われたくない」
 
 
と思っている人は、数多いだろう。
 
 
「いやいや、
 私は他人から“変わり者”呼ばわりされても
 全然かまわないよ」
 
と思っている人だって、立場を逆にして見て、
突拍子もないことをする人と接した時には、あなたも
 
 
「やれやれ、あんな風にはなりたくないものだ」
 
 
なんて思ったことは、1回や2回じゃ
すまないはずだ。
 
 
 
 
 
人と違う言動。
 
人から珍奇に見える行動。
 
常識はずれ。
 
 
 
そういう、人からズレた行ないをする人は、
社会的には生き辛い人も多いだろう。
 
 
ただ、何らかの形で語り継がれるような人って、
まぁ99%は「変わり者」だったりするんだよね。
 
 
 
既存の常識どおりに生活し、
 
既存のルールをひとつも踏み外さず、
 
目立たぬように、その他大勢でいた人で、
 
語り継がれている人は、そうは多くない。
 
 
 
 
 
 
別に、語り継がれる人になることを
目指すのだけが素晴らしい事じゃない。
 
 
日々の暮らしを全うした人は、
それだけで素晴らしいとも思う。
 
 
 
ただ、
 
「みんなの心に残るような貢献をしたい」
 
と思う一方で
 
「変わり者に思われたくないし、
 変わり者とも関わり合いたくない」
 
というのは、普通のアルバイトだけして
大金持ちになるくらい難しいんじゃないかな?
なんて思ったりするんだよね。
 
 
 
 
あなたも、パッと思いつく歴史上の偉人を
一人でもいいから、ネットで調べて見るといい。
 
偉大な業績、素晴らしいこともあると同時に
大体の人が「残念」なこともやっている。
 
 
ガンジーは、自分が吸うための
タバコ代を工面する為に、召し使いの金を
盗み取ったりしている。
 
 
 
マザー・テレサだって、
 
「私は神から求められてはいません。
 神から拒絶され、虚しく、信仰もなく、
 愛もなく、熱意もありません。
 
 私の魂には何ひとつ魅力あるものがありません。
 天国は何の意味もありません。
 それは私には空虚な場所のようにしか感じられません。」
 
なんて手紙を書くくらい、超ネガティブな側面を持っていた。
 
 
それ以前に、
「修道院の外でも活動したい」
と、カトリック教会に執拗に願い出ている時点で
けっこうな変わり者だ。
 
 
 
 
 
 
 
あなたが、どういう生き方をするのかは、
私にはわからないし、私がどうこう言う話じゃない。
 
 
でも、もし、
 
「やりたいことがある・・・でも、
 世間から見たら、こんな自分は認めてもらえない」
 
とか、
 
「良い事をやりたい・・・でも、
 昔、悪いことをやった私が、そんなことをしては
 いけないんじゃないのか?
 
なんて思うのだったら、
そんな気持ちは、どこかにおいやってしまって良いと思う。
 
 
 
 
聖人の代表格であるブッダなんか、
 
「王子に生まれて贅沢の限りをつくしたのに、
 妻子を捨てて、しまいに自分の国を滅ぼした」
 
という、人類史上最大のワルとも言えるんだから。
 
 
 
 
 
 
あなたがあなたの思う通り、
あなたらしく生きること。
 
それが大事だと思うんだよね。
 
 
世間の眼なんて、大してあてにならない。
 
風潮が変われば、すぐに高評価にもなるし、
低評価にもなる。
 
 
世間の風潮だけ読んで年老いていくよりも、
自分のやりたいようなことをやればいい。
 
 
たまたま世間の風潮が自分に合えばラッキーだし、 
そうでないなら、それもよし。
 
そんな風に生きるのが、結局は豊かなんじゃないかなぁ、
なんて思う次第。
 
 
 
今回は、全然別の事を書こうと思っていたのに、
なんかこんな文章になってしまった。
 
 
誰かに届くことを願って。
 
ではでは。
 

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