スポンサーリンク

それを誤差の範囲にする。

先日、ある友人とお酒を飲んでいる時の会話。
(本当に、私は飲んでばかりだね(笑))
 
その友人は、非常に健全な上昇志向の持ち主で、
普通に稼ごうと思えば楽に稼げるであろう方法を、
 
「これでは、本当には胸が高鳴らない」
 
という理由で、あえてその方法を選択しないという、
まぁ、言ってしまえば変わり者だ(笑)
 
 
ただ、その頑張りが本人にフィットしているというか、
必死なんだろうけれど痛々しくないので、
思わずこちらも応援したくなる。
 
そんな人だ。
 
 
で、
 
お酒を飲んでいる時に、いろいろな話をしたんだけれど、
その中でも、
 
「なるほどなぁ~」
 
と思った話があったので、今回はそれをシェアしたいと思う。
 
 
 
あまりに友人が頑張り屋さんなので、
ちょっと聞いてみたんだよね。
 
「その頑張りの原動力は、どこから来るの?」
 
ってね。
 
 
すると、友人はこう答えた。
 
「いやぁ、とにかくたくさんの人に会うと
 思い知らされちゃうんですよね。
 “それは誤差”だって」
 
 
 
どういうことか?というと。
 
 
たとえば、今年収が300万円の人がいるとする。
かたや、別の人は年収が1,000万円だったとする。
 
そこだけを見ていると、
「月とスッポン」のように思えてしまう。
 
 
が!
 
友人が出会っている人は、
普通に年収が1億円だったりする。
 
しかも、とても誠実でこれからの社会にも
貢献できる仕事でだ。
 
 
すると、
「300万円 VS 1,000万円」
なんていうのは、「誤差の範囲」になってしまう。
 
 
年収1億300万円と、年収1億1,000万円なら、
まぁ、そんなに目くじら立てるような差じゃないよね!?
 
 
分かりやすいのがお金だったから
お金を例にしたけれど、もちろんお金だけではない。
 
 
ビジネスで言えば、従業員数とかも
5人だ50人だとか言っていても、
1万人を束ねている人から見たら「誤差」だ。
 
売上げとか、店舗数とかだって
すごい所から見れば「誤差」になる。
 
 
そして、
 
友人の凄いところは、
「世界観」や「人格」も、
分け隔てなく自然に見ている所だ。
 
 
たとえ収入的には自分の方が稼いでいたとしても、
 
「この人の世界観は、僕の世界観の大きい小さいを
 “誤差”にしてくれるほど大きい」
 
「この人の心の器は、自分の人を見る目の範囲を
 “誤差”にするほど素晴らしい」
 
となれば、その人に教えを請い、
バカにされながらでも耳を傾ける。
 
 
いやね。
 
私も含めて、オトコノコ、
特に自営業とかをやっていると、ついつい
 
「相手のビジネスの大きさ」
 
とかで判断しちゃう人も多いのよ。
 
 
それを、本当に自然体でさらりと
教えを請える大人の男性って、カッコいいなぁ
と思うんだけれど、どうだろう?
 
(文章だけだと、あまり伝わらないかもしれないけれど、
 ホント、自然体なのよ、その友人)
 
 
 
なにも、その友人も私も、
 
「大きいことはイイ事だ!」
 
なんていう単純な思考回路を広めたいわけではない。
 
 
ただ、自分が普段見ている世界と
違うところに視野を広げてみると、
もっとずっと違うものも見えてくるよ、という話だ。
 
 
 
ふだん使っている「ものさし」を、ちょっぴり変えてみる。
 
すると、いつもは
 
「うわ!ものすごい差だな!」とか、
 
「なんで私はこんななのに、
 あの人は恵まれているんだろう?」
 
と思ってしまいそうなことも、
ほんの「誤差」でしかないことに気づいたりもする。
 
 
すると、いつもよりも謙虚にものごとを
見ることが出来るようになったり、
チャレンジ魂に火をつけたりもできる。
 
もちろん、自分にとって健全なものの見方で
「ものさし」を扱う必要はあるんだけれどね(笑)
 
 
隣にいる人、近くにいる人にライバル心を燃やして
互いに切磋琢磨するのも、素晴らしい。
 
 
ただ、時には天を仰いで見て、それから
 
「おお!天下にゃ、ごつい奴が
 いっぱいおるのぉ!」
 
と、ガハハと笑って、自分を奮起させるのも
いいのかもしれないな、なんて思う次第。
 
 
あなたにとって、今一番イラッとする「差」は
なんですか?
 
 
そして、その「差」が「誤差」に
なってしまうように見える「ものさし」は
どこにあって、その世界を見ると、何を感じるでしょう?
 
 
あー、今回の記事は、メガンテ級に
私自身にダメージを与える記事だわ(笑)
 
(メガンテ分からない人は、華麗にスルーしてください)。
 
 
いつも大きな世界を見せてくれるSさん。
 
いつも健全なるチャレンジをしているSさん。
 
 
これからもよろしくね!
また、色んな話を聞かせてください。
 
 
ではでは。
 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク