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心の円グラフ

考えたくないのに、
つい考えちゃう事って、あるよね?
 
 
「これからの仕事、どうなるんだろう…?」
 
「あんな奴、なんで生きてるんだろう?」
 
「このまま健康で過ごしていけるかなぁ…?」
 
「あの人、私のこと、どう思っているんだろう?」
 
などなど。
 
 
 
「考えてもしょうがない」と分かっていても、
つい頭をよぎって、いつのまにかその事で
頭がいっぱいになってしまう。
 
 
誰でもそういう事はあるだろうし、
これを読んでいるあなたは、
普通の人よりも感度が高いから、なおさらだろう。
 
 
 
 
あなたの心をとらえてしまう気持ちには
いろいろなものがあるだろう。
 
 
「好きな人の事が頭から離れない」
 
とか、
 
「家族が心配で眠れない」
 
といった“善”なる気持ちもあるだろう。
 
 
 
「あの秘密は、バレないだろうか…?」
 
とか、
 
「あの人の事が、憎くてたまらない」
 
といった、“ダークサイド”の気持ちもあるかもしれない。
 
 
もしくは、その両方が混在したり、
善悪では到底はかれない気持ちも、当然あるだろう。
 
 
 
 
で、
 
このような
 
「考えてもしょうがないのに、つい考えてしまうこと」
 
の根本的な解決方法なんだけれど、
私が今までにいろいろやった中では、
 
「基本的には、完全消去は無理」
 
という結論に落ち着いている。
 
 
 
 
 
他の人は、
 
「頭から離れない事に対して、感謝してみましょう」
 
とか、
 
「十年後のあなたを思い浮かべてみましょう。
 それはきっと些細な出来事になっています」
 
とか、
 
「思いを手放してみましょう」
 
とか、色々とアドバイスがあるかもしれない。
 
 
 
でも、
 
 
そんな器用なこと、できるかっつーの!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
素直に感謝できたり、未来に思いをはせたり
手放したりができるんだったら、
その人はそうすればいいと思う。
 
でも、なかなかそれが出来ないから
こっちは苦しいんだよ!
 
と、思っちゃうんだよね(笑)
(出来る人は、尊敬するけれど) 
 
 
 
なので、個人的には、
 
「考えてもしょうがない」
「でも、つい頭によぎってしまう」
 
という事がある場合は、別のアプローチをするように
心がけている。
 
 
別のアプローチとは
 
「他のことで、心や頭や時間を埋める」
 
というアプローチ。
 
 
 
頭によぎってしまう事にフォーカスして
感謝したり手放したりしようとすると、
かえって、思いを増幅させてしまう時がある。
 
なので、そこからは目をそむけるやり方をとる。
 
 
 
円グラフを思い浮かべてみて欲しい。
 
円グラフのタイトルは、
 
「わたしの頭の中」かな?
 
「わたしの心の中」でもいい。
 
 
  
 
全部で100%となる円グラフで、その中には
様々な項目がある。
 
「仕事のこと」
 
「趣味のこと」
 
「将来のこと」
 
「過去のこと」
 
「パートナーのこと」
 
「友達のこと」
 
などなどなどなど・・・
 
 
 
頭から離れないことがある時は、
この円グラフの大半が、
その事で埋められている状態なんだよね?
 
60%とか、へたしたら80%とか(笑)
 
 
で、
 
全部で100%の円グラフなんだから、
 
「頭から離れないコレを忘れよう」
 
と思っても、ちょっと無理がある。
 
消去した瞬間に、また同じ項目で
頭や心が埋められてしまうわけだ。
 
 
なので、忘れよう、消去しようという努力よりも、
他の事で、円グラフの占有率を埋めた方が
簡単だと思うんだけれど、どうだろう?
 
  
 
例えば、お金が心配なんだとしたら、
思いっきり部屋を掃除してみるとか。
 
好きな人、嫌いな人のことで頭がいっぱいなら、
とりあえず友達に会ってバカ騒ぎしてみるとか。
 
 
とにかく何でもいいので、とりあえず
「心の円グラフ」の占有率を、他のことで埋めてみる。
 
 
 
 
もちろん、一時しのぎという意見もあるかもしれない。
 
でも、一度占有率を変化させてみると、
さっきまで気になっていた事柄が
ちょっと違って見えることもある。
 
客観的になるというか、
別の見方も発見できるというか。
 
「あれ?もっと違う考え方も出来るよね?」
 
なんていう風に考えられる時もある。
 
 
 
 
重大な問題の場合は、そう簡単に消去できないし、
消去できないことそのものが、
今のあなたに必要なこともあるだろう。
 
 
でも、ずーっとフォーカスし続ければ
解決するなんてことは、まれだ。
 
 
「私、逃げている?」
 
なんて思わずに、違う見方を手に入れるためにも
一度「心の円グラフ」を書き換えてみてもいいかもね。
 
 
ではでは。
 
 

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