今回の話は(も?)毒が多め。
毒盛りすぎて自爆してるレベル。笑。
えーと、普段から
「人はどう生きてもええやん?」
と思っているんだけれど、
それとワタシの好き嫌いはまったく別なのであり。
内心「絶対に関わるのはやめよう」
と思うタイプがいる。
ワタシがけっこう苦手とするタイプ。
それは、
「教祖スタンス」
をとる人なんだよね。
なんか偉そうな感じの人?笑
で、
今までこの「教祖スタンス」ってのが
自分の中であいまいだったんだけれど、
ハッキリした。
ワタシが苦手とするのは、
【 I’m O.K , You’re N.G , They’re BAD 】
というスタンスの人だ。
私はすごい。あなたは不足している。彼らはマジバカ。
って感じね。
自分が得意とする土俵から出ることなく、
信者を集める人。
それ自体は、別にどーってことないのだが(あるか?笑)
その方法がいやらしい。
「私はできている」
ってだけならいいんだけれど、仮想敵を作って
「彼らはホントダメ、最悪、バカ」
として、
「で、あなたはあっちに行くの?
それともこっちに来る?」
みたいな構造を作っている人。
大きな世界に目を向けずに、
「私は分かっている」
「もうそのステージは卒業した」
とする人。
いやぁ、苦手やわー。
まぁ、それで幸せならいいんだけれど、
自分の土俵なら、目の前のみんなより
上位っぽくなるの、あたりまえやん?
そんな「スライム無双」みたいなことしてないで、
りゅうおう打倒のため、次の村行こうよ?みたいな。
それとも、昔はがんばっていたのに
「もし わしのみかたになれば
せかいのはんぶんをおまえにやろう」
と言われて、その誘惑に乗っちゃったの?みたいな。
自分のことが好きなのは、いいことだ。
自己否定からは、何も生まれない。
また、目の前の人のためを思って
「こうすればいいのに」と思うこともあるだろう。
ただ、
自分の視野の狭さを棚に置いて
自分に反する人をあげつらって
自分の世界に引き入れるか、
抹消しようとするのは、あかんわ。
世界の広さを痛感して休んでいたり、
何も言わないのはいいんだけれど、
自分の世界から出る努力もせずに、
見えている世界観だけで批判するのは、あまりに見苦しい。
人間だから、気持ちが動いて
たまにこうなっちゃうのなら分かる。
でも、常にこのスタンスを取っている人は
正直、好きになれない。
(ま、このようなスタンスの人を批判している時点で
ワタシも片足を突っ込んでいて、
勢いよく返ってくるブーメランなのだが)
「私は神!」
「従う者はついてこい!」
「他は私の世界から削除!」
って、デスノートのキラさんかよ、キラさん。
結局は、コンプレックスや悲しみが裏返った
コントロール欲求なんだろうなー、と思うけど
ホントに苦手。
そうじゃなくて、やっぱり、個人的には
【 I’m O.K , You’re O.K , They’re GREAT! 】
のスタンスの人、、、、
少なくとも、そのスタンスを取ろうとしている人が好きだ。
私もオッケー。あなたも素敵。そして世界は広い!
って感じかな?
自分自身、
自分に近しい世界、
自分とは違う世界、
そのすべてを肯定できるのって
やっぱり健全なような気がする。
もちろん、人生いろいろあるから
いつもそうじゃなくていい。
作り笑顔でひきつる必要はない。
ただ、
常に世界を否定し、近くにいる人に不足を感じていたら
世界を狭く狭くしていくことになる。
行きつく果ては、自分ひとりのガンコな世界だ。
おそらく、ガンコジジイとか
かたくなな老婦人とかは、自分でも気づかないうちに
【 I’m O.K , You’re N.G , They’re BAD 】
というフォーカスに堕していったのだろう。
いや、さらに
【 I’m N.G , You’re N.G , They’re BAD 】
にまで行っているのかな?キツー!!
はいはいさてさて。
年齢を重ねると、色々な知識・知恵が蓄積される。
その結果、何かがうまくなるけれど、
それは他の何かを捨ててきた結果だ。
相手や世界を批判する資格を持ったわけじゃない。
そして。
そんな「教祖スタンス」の彼らに
あからさまな苦手意識を持っているワタシ自身、
彼らに自分の中の何かを投影しているのだろう。
ホンマ気をつけたいと思ったので、
本音を吐露してみました。
ま、自戒メモやな、自戒メモ。
ではでは!