この週末はセミナー開催のため
北海道に来させていただいていたのだけれど
本当に中身の濃い時間を過ごさせていただいた。
出会う人出会う人が本当に魅力的で
また、色々な知らないことも教えてもらえたりして
素晴らしく充実した絆も作ることができた。
出会えたみなさま、本当にありがとうございます!
で、
今回のセミナーは「伝え方」のコラボセミナーだったのだけれど
本編とはまったく違うところで、こんな質問をいただいた。
「私、お金を受け取るのが下手なんです。
どうやったら、受け取れるようになりますか?」
その方は個人事業主で、
MBAを取得しているくらい優秀な頭脳の持ち主だった。
ただ、自分の仕事のお金を受け取る時になると
つい、値引きをしてしまったり、ボランティアで
やってしまったりすることが多いそうだ。
お金はきちんと受け取りたい。
でも、受け取るのに抵抗がある。
そんな悩みは、彼だけでなく、
多くの個人事業主が持っているんじゃないかな?
そんな彼にアドバイスをさせてもらったのは、
「お金との距離を開けると、受け取りやすくなるよ」
という話。
どういうことか、というと。
仕事を実際にするのは本人なんだけれど、
お金に関することだけは、信頼できる誰かに
間に入ってもらう。
「お金に関しては、私の一存では決められないので
○○さんに連絡してください」
と、1クッションを置くわけだ。
そうすると、仕事の依頼主は
1クッション置かれた人と話をして
適正な金額を支払ってくれる。
「えー、でも、そんな1クッションになってくれる人を
雇うほどの余裕がありませんよ」
という場合でも、心配いらない。
おそらく、お金を受け取るのが苦手な
個人事業主さんのまわりには、
同じように受け取りベタな仲間がいるはず。
そこで、「お金の受け取り担当」だけを
お互いにやり合えばいい。
なぜだか知らないけれど、
お金を受け取るのが苦手な人でも、
自分の仕事ではなく、誰か別の仲間の仕事になると
普通に、心理的な抵抗なく話をすることができる。
仲間のやった仕事に対して
「いやー、なんか受け取れなかったから
今回の君の仕事、ボランティアにしちゃったよ」
と報告はできない。
普通に仕事として請求することができる。
「自分の仕事はディスカウントしちゃう。
でも、別の人の仕事をディスカウントする権限は
私には、ない」
という心理が生まれるので、
1クッション役を、お互いにやり合うといい。
あまり事業規模が違いすぎるとうまく機能しないけれど
「自分の仕事のお金を受け取るのが苦手で。。。。」
という方がもしいたら、検討してみてもいいかもしれないね。
ではでは。
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