私のまわりにいる人だけなのか？
それとも現代の人は
みんなそうなのか知らないんだけれど、
やたらと
「輪廻転生」
している人が多い。
。。。いやいやいや、ダイジョブダイジョブ。
私は、まだ正気を保っている（と、思う。笑）
別にスピリチュアルな話ではなくて、
「なんか、あの人って、
普通の人の何人分も生きてない？」
っていう人、いない？
昔だったら、普通は
生まれて、
生まれた親の仕事を受け継いで、
結婚して、
人生を終える。
みたいな感じだったと思うんだけれど、今って、
自分のやっている仕事を何回も変えている人もいるし、
結婚も「しない」という選択肢もあれば
何回もするという選択肢もある。
恋愛だって、何回もできる。
また、男性として生まれたのに、
ある日から女性になる人も中にはいるし、
スーパービジネスマンだったのに、
畑を耕すことにしたり、出家する人もいる。
まぁ、
現代人だからというわけではなく、
昔から「たくさんの人生を生きる」という人はいたんだろう。
けれど、今の方が
「たくさんの人生を生きる」
「第２、第３、第４の人生を歩む」
っていう人の割合って、多いように思うし、
その難易度も、比較的簡単なように感じる。
転職をしたり、勤めていたところから独立した人には
この感覚があるかもしれないよね。
今は、昔の人から比べれば平均寿命も長いし、
何回も違う人生を愉しむことが出来る。
これはもう、
「輪廻転生」
と言っていいんじゃないかな？
なんて思うワケ。
で、
自分が死んじゃった後に、
本当に輪廻転生があるのかは知らないんだけれど、
この、
「生きたまま輪廻転生」
には、ものすごいプラスがある。
それは言うまでもなく、
「今までの記憶が残っている」
ということ。
当たり前の話だけれど、
転職したからって、
再婚したからって、
性転換手術をしたからって、
今までの記憶がなくなるわけじゃない。
過去の体験から学んだことは、そのまま活かしていいわけだ。
昔だったら、生涯４０～５０年で
ひとつの人生しか生きられなかったのが、
今は倍くらい生きることが出来て、
ひとつの人生の長さも、自由に決めることが出来る。
さらに、「前世」の記憶をすべて持ったまま
新しい人生を生きることが出来る。
いやぁ、そう考えると、ホントすごくない？
この表現はコンピュータゲームをする人にしか
伝わりにくいけれど
一回クリアしたゲームを、
キャラクターが強いまま繰り返せる
「強いままニューゲーム」
に近い感覚なんじゃないの？
みたいにも思えてしまう、というと、言いすぎ？
っていうか、わかりにくすぎ？（笑）
さてさて。
いろんな転機を迎えるってのは、正直怖い面もある。
「うまくできなかったら、どうしよう？」
「新しい場所に、うまくなじめるかな？」
「もう、こんな年齢だけど、大丈夫かな？」
いろんな思いが交錯することもあるだろう。
でもさ。
今回の記事みたいに、
「うわ！生きたまま、記憶も残って
輪廻転生しちゃったよ！」
なんて捉え方をしてみても、面白いかもしれないよね。
過去に生きていた自分の人生は、まさに「前世」。
今まで生きてきた「前世」を否定する必要はないし、
また、不必要に執着する必要もない。
今までに出来た人との縁や、
過去にやってきたこと、業とかが
完全になくなるわけでもないだろうけれど、
そんなの、本当の輪廻転生でも、同じなのかもしれない。
縁や業を、無理に断ち切ろうするのではなく、
結び目をするりとほどくように解消してゆけばいいだろうし、
また新しい縁も結べばいい。
だから。
「ああ、新しい事は不安だな」
なんて思うんじゃなくて、
「おおお！
いやぁ、強いままニューゲーム始めちゃったよー。
今回は、いきなりボス目指しちゃおうかなー」
みたいに、気軽に考えてみるのもいいんだろうね。
仮に、
もし今回の「ゲーム」がうまくいかなかったとしても、
いつでもまた、そこでの経験をプラスオンした状態で
「強いままニューゲーム」
を選ぶことも、私たちには出来るんだからね。
振り返ってみると、私自身は
学生から、
サラリーマン、経営者、トレーダー、講師、モノ書き、と
もう何回も「輪廻転生」しちゃってるなー（笑）
これから、どんな「強いままニューゲーム」が
待っているのか、今からワクワクですわ。
あなたは、どんな「強いままニューゲーム」を
選んじゃったりします？
ではでは。