スポンサーリンク

ビジネス要素8つと、その影響順位。

久しぶりに、ビジネス系のお話。
けっこう長め。
 
 
今回の話は、
私自身が色々なお仕事をしている中で
 
「これが大切だなー」
「この要素が、モノを言うなー」
 
と感じている
 
 
【ビジネスにおける要素8つと、
 その影響度の順序】
 
 
をシェアしたいと思う。
 
 
 
ビジネスには様々な要素がある。
 
 
その中で、
 
「この要素のパワーがあれば、
 それより下位の要素への影響が大きい」
 
「どんなにこの要素をがんばっても、
 それより上位の要素がダメだと、つらい」
 
という、優先順位みたいなものが
(残念ながら)ある。
 
 
これから挙げるすべての要素が
ビジネスには大切。
 
 
でも、
 
より大きな規模のビジネスをする際には
より「上位」の要素を念頭に入れないと
難しいんじゃないかなぁ。という体感値。
 
 
もちろんこれは個人的な見解だし、
その時々によって多少の違いはある。
 
 
でもまぁ、
 
「この要素の大きさが、
 ビジネスの成否を決定づけるな」
 
という、ひとつの参考例として
見ていただければ幸いです。
 
 
ーーー
 
 
さてさて。
 
 
まずは、ざざっと要素とその影響順を
挙げてしまうね。
 
 
ここで「上位」と言っているのは、
あくまでビジネスにおける影響度の話なので、
 
「上位が偉くて、下位がダメ」
 
と言っているのではないことを
ご留意くださいませm(__)m
 
 
番号の若い方が「上位」ね。
 
 
1.時流
2.市場規模
3.発信者
4.集客
5.コンテンツ
6.価格
7.コピー、セールス
8.デザイン
 
 
この順番で、影響度が大きい。
 
なので、より「上位」の要素を強く持っていると
ビジネスとしては、人々に受け入れられやすいだろう。
 
 
ーーー
 
 
一つひとつを、ちょいちょい見て行こう。
 
 
まず「1.時流」。
 
これは、今、
どのような考え方が世に受け入れられていて、
どのようなものがブームなのか?ということ。
 
時流にまったく乗ってないものを
ビジネスにするのは、めっちゃ難しい。
 
 
もちろん時流に逆行しているようなものを
ビジネスにすることもできるだろう。
 
けれど、たぶん売り上げとしては
(次の要素である市場規模にもよるけれど)
数千万円規模までじゃないかな?と思う。
 
 
なので、
 
「時流に乗る」
 
あるいは
 
「時流を創り出す」
 
のが、ビジネスとしては強いんだろうな、と思う。
 
 
時流に乗っているものは
多くの人の関心があるわけだから、
その後の要素が弱くても、ビジネスにはなり得る。
 
時流に乗っていると、その次に説明する
市場規模をアップさせるので、
やっぱり時流が最重要。
 
いい悪いじゃなくて、そうなんだろうな、
というのが、現時点の感想でやんす。
 
 
ーーー
 
 
さて、次に「2.市場規模」。
 
簡単に言うと
「それ」にお金を払ってもいいと思っている
お客様候補が、どれくらいいるの?ってこと。
 
「○○業界」みたいに、くくられるものだよね。
 
 
当たり前の話だけれど、
その市場規模以上の売り上げを上げることは
(時流を創らない限り)無理。 
 
 
なので、よく
 
「ニッチでトップのブランディングを狙え!」
 
みたいな話があるけれど、
どれだけの市場規模があるのかは
考えた方がいいと思う。
 
 
たとえば、ハサミとアイスピックだと、
市場規模が違う。
 
アイスピックと「納豆かきまぜ器」だと
市場規模が違う。
 
 
なので、
 
「納豆かきまぜ器で、
 ハサミ業界のトップ以上に売り上げる!」
 
みたいのは、
納豆かきまぜ器の一大ムーブメントを起こす!
ってことなので、すごいことだぜ!?と思う。
 
 
時流も市場規模も考えずに
「自分の好きなことを仕事に」ということも、
もちろんできる。
 
ただ、ビジネス拡大という意味においては
この時流と市場規模の側面も考えた方がいいかなー、
とは思う。
 
 
「ええー、私のやっていることは
 そんなに市場規模ないんですー」
 
と言った場合は、別の市場に入っていけばいい。
 
 
今、自分がやっていることで
トップがとれたのであれば、
もっと市場規模のあるところに行けば
「頭打ち」にはならないよね?
 
 
ま、世界はどこまでも広いってことやろうし、
満足したのであれば、「自分の市場」から出なければ
そこでサル山のボスとして幸せでいられる。
 
それも幸せの形だと思う。
 
 
ーーー
 
 
さて、「3.発信者」。
 
つまり、
 
「それを誰が勧めているの?」
 
「どの企業が販売しているの?」
 
という要素。
 
 
人は何かを買う時に
色んな感情を満たすために買う。
 
 
それは
 
「安心」だったり、
 
「応援」だったり、
 
「つながり」だったり、
 
色々だ。
 
 
その中で、
 
「どんな人(企業)が発信をしているのか?」
 
というのが、とても重要になってきていると思う。
 
 
昔の高度成長期、「発信者」は、
ここまで順位は上じゃなかったのかもしれない。
 
けれど、やはり今は特に、
 
「誰が?」
 
というのが、より「下位」への影響力を
とても強く持っていると思う。
 
 
なので、特に個人ビジネスをしているような場合、
この発信力を高めると、ビジネスはどんどん
やりやすくなるんやろなぁ、とは思う。
 
 
ーーー
 
 
「4.集客」
 
個人的には「集客」という言葉は
あまり好きじゃない。
 
なんとなく、一人ひとりではなく、
「まとまり」として見ているからだ。
 
 
しかし、
 
私の好き嫌いとは関係なく、
やはり見込み客を集められる力は
非常に影響力が強い。
 
 
今までに説明してきた「上位」のものは、
具体的に落とし込むと、この集客の難易度を
左右しているとも言えるのかもしれないね。
 
 
当たり前だけれど、
お客さま候補が一人もいなければ
ビジネスには絶対にならない。
 
買う人がいないのだから、売れない。
あたりまえ体操。
 
 
なので、
たくさんの経営者が頭を悩ますのだろうけれど、
集客ができるからと言って
継続したビジネスができるかどうかは、
また別の話なんやろうけどね。
 
 
ーーー
 
 
で、次の順番が「5.コンテンツ」
 
商品の内容、品質がここにくると思う。
 
 
コンテンツがよくないものを
一時的に売ることはできるだろう。
 
焼き畑農業的に、次々に集客して、
「下位」にあるコピー、セールス力を発揮して
粗悪な商品を売り続けることもできる。
 
しかし、結局それはビジネスとしては広がらないし、
「上位」である「発信者」の力を
弱めることにもつながってしまう。
 
なので、やはり、いい内容のものを
用意するのがいいんだろうね。
 
 
ただ、
 
「いい商品さえ作っていれば
 お客さんは集まってくる!」
 
と、あぐらをかいてふんぞり返り、
より「上位」のものを無視していたら
埋もれるだけだと思う。
 
 
ーーー
 
 
「6.価格」
 
ここでやっと価格。
 
途方もなく安くしても、「上位」のものが
ダメダメだと、ビジネスにならない。
無料で配ってもいらない、となる。
 
 
逆に、とんでもなく高くしても、
集客ができていて、コンテンツが
しっかりしていれば売れるし、
その発信者のブランドはアップしていく。
 
 
いわゆるネットビジネスが
 
「とんでもなく高くて、
 暴利をむさぼっている」
 
みたいに批判されるけれど、
それは単にネットというツールを使って
ものすごく多くの人にリーチしているからであって、
高いかどうかは、買う方の価値観による。
 
 
「その値段でも買う」
 
という人にリーチできればいいわけで、
高い、安いは、お客さまの見方次第なのだ。
 
 
ーーー
 
 
そんでもって、やっと
「7.コピー、セールス」になる。
 
 
私が主にやっているのは、ココね。
 
 
別に自分がやっているライティングを
卑下しているのではない。
 
この位置じゃないと、ダメなのだ。
 
 
売ろうと思えば、
いくらでも売れるかもしれない。
 
しかし、コンテンツの品質や、価格よりも
「上位」に行って売ろうとしたら、
それは詐欺になる。
 
 
見込みのお客さまのニーズを無視し、
発信者の実績を偽ってセールスしたら
それは裏切りになる。
 
 
だから、コピーの持つ影響力は、
8つの要素のうち、7番目に位置することが
健全なビジネスなのだろう、と思っている。
 
 
セールス、そしてライティングの力は、
いい商品にこそ使われるべきだと思うのよん。
 
 
ーーー
 
 
そして、「8.デザイン」。
 
 
これまた、デザインの力を侮っているとか
そういう話ではない。
 
デザインやパッケージによって
商品の売り上げは見事に変わる。
 
 
ただ、優れたデザイナーさんであればあるほど、
その商品価値やセールスコンセプトを理解した上で、
 
商品のもつ力を100%
(80%でもなく、120%でもなく)発揮させる。
 
 
デザインで売ることは、できるだろう。
 
 
でも、それはビジネス全体から見た時の
王道ではないように思う。
 
より「上位」のものに則した「魅せ方」こそが
デザインの本領なのではないかな?と思う。
 
 
ーーー
 
 
。。。ってなことで、
誰の役に立つのか分からないけれど、
ビジネスについての要素と、その順位を書いてみた。
 
どちらかというと、数億円~
規模の話かもしれないけれど、
個人ビジネスでも同様だろう。
 
 
 
繰り返すけれど、今回の記事で書いた
「上位」「下位」は、あくまで影響度の話。
 
 
偉い偉くないじゃないし、
「上位」に頼って、「下位」をないがしろにしていい、
という話じゃない。
 
 
「下位」の力が高ければ、
「上位」へ好影響をもたらす。
 
 
その上で、この影響の順位を無視して
ビジネスを拡大させたり、
成果を期待するのは
非常に難しいんじゃないかな?と思う。
 
 
また、8つの要素以外にも、
サポートであったりキャッシュフローであったり
大切なことはたくさんある。
 
 
今回の話は、あくまで
 
「お客さまに商品サービスを販売する」
 
という意味においてのビジネスね。
 
 
 
さてさて。
 
 
もし、あなたがビジネスをしていて、
 
「もう少し、どうにかならへんのか?」
 
と思った時には、
 
 
1.時流
2.市場規模
3.発信者
4.集客
5.コンテンツ
6.価格
7.コピー、セールス
8.デザイン
 
 
という、8つの要素とその影響順位を
再考してみても、ヒントが見つかるかもしれないね。
 
 
以上、個人的見解でした。
異論は認める。しかしケンカは買わない(笑)
 
 
ではでは。
 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク