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ビジネス6つの要素

最近、ビジネスについての質問が相次いだ。
 
 
その内容は、
 
 
「チーム内での分配を、どうすればいいのか分からない」
 
 
とか、
 
 
「新規プロジェクトで、もっと報酬が欲しい。
 どうオファーすればいいの?」
 
 
みたいに様々だった。
 
 
 
主にビジネスにおける、おカネの話なんだけれど、
私がそれぞれの人に話した内容は、ほぼ同じだった。
 
 
「あくまで、私個人のガイドラインだけれど。。。」
 
 
と話した内容が、みんなに
 
 
「なるほどねっ☆」
 
「考える手がかりをつかめた!」
 
 
と喜ばれたので、今回はその話をシェアしたいと思う。
 
 
 
 
 
さて。
 
 
今から話す話は、あくまで私のガイドラインであり、
しかも非常にザックリとしたラインを決める時に使うものだ。
 
 
なので、
 
 
「ビジネスは、そんなもんじゃない!!」
 
「私のやっている仕事がわかってない!!」
 
 
と言われても困るし、アナタのやっている仕事は
ワタシには、わからない(笑)
 
 
 
あくまで、ひとつのガイドラインとして、
 
 
「そんな考えもあるのね」
 
 
と、参考程度に聞いてもらいたい。
 
 
 
 
ってなわけで。
 
 
 
個人的には、ビジネスがビジネスたり得る要素は
6つあると思っていて、その役割を果たすごとに
報酬が発生すべきだと考えている。
 
 
その6つとは、
 
 
1.商品やコンテンツ
 
2.見込み客の集客
 
3.セールス
 
4.バックオフィス、サポート
 
5.資金提供
 
6.総合判断責任
 
 
というもの。
 
 
 
まぁ、読んで字のごとしだから、それぞれの説明は
簡単にすると、
 
 
1.商品やコンテンツ
 
は、お客さまに提供する商品やサービス、コンテンツのことで、
これのクォリティに関して責任をもって、
きちんと提供することが求められる。
 
 
 
2.見込み客の集客
 
は、商品に興味を持ってくれそうな人を集めたり、
すでに自分がアプローチできるお客さまを
紹介してくれたりする役割を担う。
 
 
 
3.セールス
 
は、見込み客に対して、実際に購入まで導くのを担う役割。
 
 
 
4.バックオフィス、サポート
 
は、商品供給後のお客さまサポートや、商品提供準備、
事務や経理、総務。税務処理などを担う。
 
 
 
5.資金提供
 
は、事業開始時、あるいは事業拡大時に資金を提供する役割。
 
 
 
6.総合判断責任
 
は、上記すべてがうまく回るようにバランスを取り、
チームをまとめ、もしビジネスがうまく行かなかった時は
さまざまな責任をとる役割。
 
 
 
 
この6つが私の中では「等価値」だと考えていて、
 
 
「どの役割を、どのくらいの割合で担うのか?」
 
 
で、報酬は決まると考えている。
 
 
 
たとえば、6人で起業したとして、
それぞれが1つの役割を、それぞれ100%担うのであれば、
そのビジネスで出た利益を6等分することになる。
 
 
 
別の例なら、たとえば、
 
 
「コンテンツはAさんとBさんが半分ずつ担う」
 
「集客はCさんが全部やる」
 
「セールスは、集客もやったCさんとDさんが半分ずつ」
 
「バックオフィスはEさん」
 
「資金提供と総合判断責任はFさん」
 
 
という場合なら、
 
 
AさんとBさん~それぞれ8.3%くらいずつ
 
Cさん~25%くらい
 
Dさん~8.3%くらい
 
Eさん~16.6%くらい
 
Fさん~33.2%くらい
 
 
という配分になるんじゃないかな?
 
と思っている。
 
 
 
 
実際は、もっと分担が細かいだろうし、
ビジネスの経緯などもあるので、一概には言えない。
 
 
どこまでを「バックオフィス」にするのか?
 
 
「そもそもセールスなかったら、はじまらないやん」
 
 
などの議論もあるからね。
 
 
また、資金提供をした場合は、
まずはそこの資金回収プラスアルファがあってしかるべし
という事も、当然ある。
 
 
 
ただ、「考える、はじめの一歩」という意味では、
こんな考えもあるんじゃないかなー、なんて思いまする。
 
 
 
 
で、だ。
 
 
 
少なくとも少人数のプロジェクトで、
自分の報酬を上げたい場合、
 
特に「全体での取り分から、自分にもっと欲しい」場合は、
 
 
上記の役割の中で、
 
 
・自分が担う役割を、6つの中から増やす
 
か、
 
・自分が担っている役割の中での仕事を増やす
 
 
かがないと、それは「提案・オファー」じゃなくて、
単なる「ワガママ」になる可能性が高い、と考えている。
 
 
 
たとえば、自分の商品を作っていて
品質が良くなって売上げが上がったとしよう。
 
 
で、
 
 
「私のおかげなんだから、全体の中の
 私の取り分のパーセンテージを増やせ」
 
 
というのは、個人的には少しおかしいと思う。
 
 
自分が担っていた役割を、
しっかり果たした、という事なんだから、
全体の配分を変えることではないかもなー、
と思う。
 
 
 
全体の売上、利益が上がったら、全体が潤う。
 
 
その中で、自分の役割を果たしたんだから、
全体の中でのパーセンテージをいじるのではなく
決められたパーセンテージを享受する。
 
 
まぁ、臨時ボーナスとか、
みんなからの賞賛とかは、あっても良いと思う(笑)
 
 
 
 
 
そうではなくて。
 
「今までは商品だけ作っていたけれど、
 これからはセールスもやる」
 
とか、
 
「自分のおカネから、事業拡大の資金提供するよ」
 
となって、はじめて「オファー」となるように
個人的には思っている。
 
 
あとは、
 
 
「今まで経理だけやっていたけれど、
 顧客サポートもやります」
 
「コンテンツを作る時の撮影だけしてましたが、
 脚本も作ります」
 
 
みたいなオファーだと、
 
 
「役割内で、やる仕事が増える」
 
 
ことになるので、パーセンテージは上がっても良いかな?
と思う。
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
 
これは、あくまでざっくりとしたガイドライン。
 
 
外注さんとかも絡んでくるので、
本当に一概には言えない。
 
 
 
ただ、プロジェクトのトップからは
 
「どうやって配分するのが良い?」
 
という相談が複数来て、
 
 
これからプロジェクトに参加する人からは
 
「自分の取り分を増やしたいのだけれど。。。」
 
という相談が複数来たので、
 
 
 
「そんなん、わからんけど、
 ざっくりとは、こんな感じやん?」
 
 
とお伝えした感じ。
 
 
私が関わっているプロジェクトが、
すべて、この形になっているとも言わない。
 
 
こんなところから考えて、
そこから妥当なラインを模索してゆく、という感じ。
 
 
 
もし、なにかの参考になってくれたら幸いでござる。
 
 
 
ではでは。
 
 

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