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コンテンツの3要素

「イグゼロさんって、
 ホント、何の講師なんですか?」
 
「いろんなセミナーやってますよね」
 
みたいなことを言われることがある。
 
 
たしかに、今までやったことのある
セミナーのジャンルは、
 
・株での儲け方
 
・目標設定
 
・男女の違い、恋愛
 
・伝え方
 
・ビジネス構築法
 
・若さを保つ方法
 
など、ホント統一感がない。
 
ブランディングというのを意識するだとしたら
大失敗だろう。
 
気にしていないから、いいんだけれど(笑)
 
 
 
で。
 
「なんで、こんなに色んなコンテンツが
 生み出せるんですか?」
 
みたいな話になることもあるんだけれど、
少なくとも私の場合、コンテンツを生み出す源泉は
質問者が思っているほど高尚なものではない。
 
 
バラすと、たいそう恥ずかしい話なのだが、
たぶん役に立ててくれる人もいると思うので
今回は私の「コンテンツの源泉」「コンテンツの要素」
をお伝えしようと思う。
 
 
ここで言う「コンテンツ」ってのは
ものすごく範囲が広い。
 
 
なので、
 
「別に私は講師とかやらないし」
 
という方も、日常で活用できるはずだ。
 
 
たとえば、
 
雑談のネタとしての活用できるだろうし、
 
ビジネスのプレゼンにも活用できるだろうし、
 
異性との話題作りにも活用可能。
 
 
なので、広い意味で「コンテンツ」と思って、
あなたにマッチした使い方を考えながら読んでもらえると
とっても嬉しい。
 
 
 
 
さてさて。
 
私のコンテンツ作りの源泉は、
大きく分けて3つの要素がある。
 
と、書くと、カッコよく聞こえるかもしれないけれど、
そんなにカッコいいものじゃない。
 
っていうか、全然カッコ悪い。
でも、事実なんだから、包み隠さず書いていこう。
 
 
 
まず1つめ。
 
 
1つめの要素が、最大の要素かもしれない。
 
それは、
 
 
「コンプレックス」。
 
 
「なんで、うまくいかないんだろう?」
 
「どうしてあの人はできるのに、
 私はできないんだろう?」
 
「ホント、ダメだわ俺」
 
という、どん底感。
 
 
無力感と言ってもいいし、
自己否定感と言ってもいい。
 
 
うまくできている人と比較して、
 
株で損ばかりしている。目標を決めてもやり遂げられない。
圧倒的にモテない。話が伝わらない。
ビジネスがうまく回らない。腹も出てくる。
 
 
そんな、自分のダメダメさ加減が、
コンテンツの最大の源泉だと思う。
 
うまくいかない。
じゃあ、どうすればうまくいくんだろう?
 
と、勉強を始めるわけだ。
 
 
なので、
 
やり始めた時からずっと儲けられているトレーダーとか、
 
自然に、決めたことをきちんとやり遂げられる人とか
 
異性が普通にむらがってくる人とか、
 
話がむちゃくちゃうまい人とか、
 
ビジネスの巨人とか、
 
ストイックなアスリートとか、
 
いわゆるそういう天性の才能に恵まれた
「天然もの」の力ではない。
 
私のは、完全に「養殖もの」の能力と言えるだろう。
 
 
 
「コンプレックス」。
 
これが、私の場合は、大きなコンテンツ要素と言える。
 
 
 
 
次、2つめ。
 
今書いたコンプレックスだけだと、
 
「どうせ俺なんて、ダメなんだ」
 
だけで終わってしまう。
 
 
そのコンプレックスを「くやしさ」に昇華させて、
学び、実践するための力が、2番目の要素。
 
 
それが、
 
 
「カン違い」。
 
 
カッコよく言うと「セルフイメージ」とかになるんだけれど、
要するに
 
 
「いや、俺ってこんなもんじゃないでしょ?」
 
「アイツに出来て、俺にできないなんて、
 そんなわけないでしょ?」
 
という気持ち。
 
 
今後は逆に、自己肯定感。ナマイキな自分。
 
 
「現実の方が間違っているでしょ?」
 
という、完全なるカン違い。
 
 
 
でも、このカン違いがないと、
前に進むことができない(少なくとも私の場合)。
 
「これができるようになりたい!」
 
「いや、むしろ出来てない今がおかしい!」
 
という、情熱というか執念というか、そういった心の炎が、
コンプレックスをただの腐った水じゃなく、
石油にしてガンガン燃やし、役に立つエネルギーに変える。
 
 
コンプレックスという自己否定感。
カン違いという自己肯定感。
 
このミックスが、最高のエネルギーを提供し、
コンテンツを生み出すパワーになる。
 
 
 
 
そして最後、3つめ。
 
 
コンプレックスとカン違いをミックスし、
行動すれば成果は現れる。
 
そして、その成果をコンテンツ化する最後の力が
 
 
「冷めた目」
 
 
である。
 
 
「客観性」「俯瞰してみる力」「抽象度を上げる能力」
という言葉を使うとカッチョいい感じになる。
 
 
要は、自分ができたことを、
 
「で、それって何なのよ?」
 
と問いかける「もう一人の自分」を心に住まわせている状態。
 
 
自己乖離感、と言ってもいいかもしれない。
 
 
自分がやってきたことを、そのまま
ただしゃべるのは、単なる自慢話、もしくは苦労話だ。
 
 
そうではなくて、コンテンツ化するには、
 
「こうすれば、他の人も活用可能だね」
 
「ポイントはココで、これは普遍的だね」
 
ということをピックアップし、再構成する
クールな自分が必要になってくるわけだ。
 
 
コンプレックスを、カン違いの炎で燃やしながらも、
 
「バカだねぇ」
 
「で?要するに何なのよ?」
 
と、離れたところで見ている自分がいる。
 
もう人格障害?(笑)
 
 
でも、それがあるからこそ、
再現性のある内容を作れるようになり、
それがコンテンツを聞いてくれる人の糧になってくれる。
 
 
この最後の要素がなくても、ガンガン行動して
成果を出すことはできるだろうけれど、
いわゆるコンテンツには、なりにくいかもしれないね。
 
 
 
 
ってなわけで。
 
コンテンツを作る3要素は、
 
 
「コンプレックス」
 
「カン違い」
 
「冷めた目」
 
 
です。
 
 
な!?カッコよくないだろ?
 
 
もちろん、 
 
「自己否定感」
 
「自己肯定感」
 
「自己乖離感」
 
 
と言ったり、もしくは
 
 
「できない自分に目を向ける力」
 
「セルフイメージ」
 
「客観力」
 
 
なんていうと、ちょっとスゴイ人っぽい。
 
 
でも、個人的には、そういう表現よりも
 
「コンプレックスのかたまりで、
 自分ができるとカン違いしていて、
 そんな自分を冷めた目で見ている」
 
って言う方が、正直な気がする。
 
 
なので、たくさんのコンテンツを開発しているのは、
 
 
誰よりもコンプレックスを抱え、
 
誰よりもカン違いをしていて、
 
誰よりも冷めている。
 
 
そんな人間だからです。
 
 
ってなわけで、私は実は「人間的にどうなのよ?」
という人なので、みんな騙されるな!!
 
でも、仲良くしてね。
困ったことに、寂しがり屋でもあるので(笑)
 
 
ではでは。
 

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