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プロであるということ。

先日、プロのカメラマンの方に
撮影技術のレクチャーを受けてきた。
 
 
その方は、各業界のVIPからも
 
「ぜひ撮ってくれ!」
 
とオファーが殺到している、
たしかな技術を持っている名カメラマン。
 
 
なのに、ファッションセンスも洗練されていて、
かつ人柄的にも明るく優しい。
 
だから、撮られる側が自然と笑顔になってしまう、
そんな素晴らしい人なんだよね。
 
 
そんな素敵なカメラマンに
レクチャーしてもらえる時点で相当ラッキーなんだけど、
その中で「プロの姿勢」について深く教えてもらったので、
それをシェアしようと思う。
 
 
 
さてさて、
 
 
プロのカメラマンからのレクチャーということで、
行く前は、けっこうドキドキだったのよ。
  
「全然分からない言葉で
 しゃべられたら、どないしよ?」
 
とか、
 
「大丈夫だとは思うけれど、
 私のカメラ知識のなさに、
 がっかりされたりしないかな?」
 
なんて風にも思っていた。
だって、本職だぜ?本職!
 
 
「写真を撮る」ということ自体は、
今は誰だってシャッターを押せば出来る。
 
でも、それを本職にできるということは、
常人の10倍も100倍も、こだわりを持っているから
できることだ。
 
そんなプロに対して、失礼にならないように
気をつけないとなー、なんて思っていたわけ。
  
 
ところが。
 
フタを開けてみれば、
私が「大丈夫かな?」と思っていたようなことはなく、
終始リラックスできる雰囲気のまま、レクチャーは行なわれた。
 
 
一眼レフカメラで撮った写真とスマホで撮った写真を、
私がことごとく間違えても、
 
すげートンチンカンな質問をしても、
 
私の方に知識がまったく無かったとしても、
 
それをニコニコ笑顔で受け止めてくれた。
 
 
その姿勢って、ホントすげー!
と、驚きを通り越して、感動を覚えたね。
 
 
だって、常人の10倍も100倍も
こだわりを持っているから、プロになれているんだぜ?
 
当然のことながら、自分が愛してやまない事について
トンチンカンな事を言われたら、
やっぱり、良い気持ちはしないと思うんだよね。
 
 
でも、
 
「こいつ、アホなんじゃないか?」
 
とカチンとくるんじゃなくて、
 
「カメラを、写真を、もっと好きになってほしい」
 
と、笑顔で教えてくれる。
これが「真のプロ」なんじゃないかな?
なんて風にも思ったんだよね。
 
 
プロのカメラマンなのに、
いや、真のプロカメラマンだからこそ、
 
「これは正しい、これは間違っている」
 
という押しつけをせずに、
 
「カメラは難しく考えずに
 とにかく楽しみましょう!」
 
というスタンスで、ずっと教えてくれる。
 
ホント、
「プロ」って、こうあるべきだな、と思った。
 
 
 
もちろん、自分がこだわる部分は
徹底的にこだわる姿勢がある方が良いと思う。
 
ただ、その道の素人さんというか、
興味を持ち始めたばかりの人に対しては、
変な「こだわり」は、毒にもなる可能性がある。
  
興味を持ち始めたばかりの人に、
専門用語を並べたてて、
溢れる知識をそのまま放出しても
 
「怖いもの」「難しいもの」と思ってしまい、
興味の芽を摘み取ってしまうことにもなりかねない。
 
それだと、本末転倒なわけだ。
 
 
 
門戸は広く開き、
こだわりは奥に秘める。
 
 
それがカメラであっても、
絵であっても歌であっても、登山であっても、
料理であっても、文章であっても。
 
もちろん、営業であっても、
経理であっても、パソコン技術であっても、
同じ事なんだろうな、と思う。
 
 
  
自分のギリギリの力を振り絞って立ち向かうことも
「プロ」としては、必要なシチュエーションだろう。
 
でもそれは、「プロ対プロ」の現場でやればいいことだ。
 
 
相手も何かのプロ。
自分も何かのプロ。
お互いの持てる全力をもって、ことに当たる。
 
そんなピリピリした緊迫感の中で生み出されるものも
とても価値がある。
 
 
 
一方で、
 
自分の能力を伝授する時には
 
「とにかく、楽しめばいいんですよ」
 
「ね!けっこう面白いものでしょ!?」
 
と、「その世界」に楽しく触れてもらう。
 
そんなバランスだと良いと思うんだよね。
 
 
 
これは、完全に私の妄想なんだけれど、
今回教えてくれたカメラマンさんは、
「大きな世界」を見ているんだと思う。
 
 
自分が培ってきた知識や技術を大きく見せることに
エネルギーを費やしていない。
 
カメラマニアだけの、狭い世界に
安住しようとしていない。
 
 
「もっとたくさんの人に、
 カメラ、写真を好きになってもらいたい」
 
「カメラの可能性を、もっともっと
 見ていきたい」
 
そんな風に思っているんじゃないかな?
 
 
 
カメラマンさんにとって、カメラや写真は特別なもの。
 
でも、その「特別」を、
「私だけの特別」にすることなく、
「理解する人だけの特別」にすることもなく、
「みんなの特別」にしようとしている姿勢。

そんな姿勢に、私は
「真のプロフェッショナリズム」を感じるんだけれど
あなたはどう感じるだろう?
 
 
 
 
さてさて、
 
 
あなたにとっての「特別」って、何ですか?
 
それは、もちろん「私だけの特別」に
するべきものもあるだろう。
 
でも、そうじゃなくて
 
「みんなの特別」
 
になった方が、より世界が広がるものがあるとするならば
それは何でしょう?
 
 
 
うーん、私にとっては「書くこと」「伝えること」
なんだろうなー。
 
変なこだわりを捨てて、門戸を開いていきたいと思いますわ。
がんばろっと!
 
ではでは。
 

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