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成果をスピードアップする方法

「なんか、快適に進まないなぁ」
 
と、思うことって、あるよね?
 
 
 
早いところ成果をあげたいのに、出ない。
 
もっとスピードアップして成長したいのに
なかなか思うように進んでくれない。
 
 
そして、あせればあせるほど
自分の中から力が抜けていくような気がして
さらに悪循環にはまっていく。
 
 
そんなことって、あると思う。
 
 
 
気持ちばかりが焦ってしまうと、
得たい成果が、するりと逃げて行ってしまい、
なかなかうまいこと行かない。
 
 
 
じゃあ、そんな時は、
一体どうすればいいんだろうなぁ?
 
 
と、車に乗りながら
ぼんやりと考えていたんだよね。
 
 
 
考えていると、車は高速の渋滞を抜け、
一気に加速ができる状態にさしかかっていた。
 
 
 
そこで私はアクセルを踏み込み、
一気に加速をしたんだけれど、
 
「あ、そうか」
 
と、その時、ひとつの発見をしたんだよね。
 
 
 
発見、というよりも
あらためて気がついたという感じなんだけれど。
 
 
 
 
 
 
オートマ車って、アクセルを踏み込むと
一気に加速するじゃない?
 
 
そして、普段はあまり意識しないけれど、
その時って、ギアは一段階「下がって」加速するんだよね。
 
 
(教習所で「キックダウン」って
 教えてもらったの覚えている?)
 
 
 
ギアを一段階「上げる」のではなく、
 
一段階「下げて」、力の出る状態にして、加速する。
 
 
 
それが物理上、すぐに加速をする方法なんだったよね。
 
 
 
 
と、いうことは。
 
 
 
私たちが日常の生活の中で
 
「スピードアップしたい」
 
と思っていることも同じような法則が
あるのかもしれない。
 
 
 
 
 
「急がなきゃ」
 
「早くスピードアップしなきゃ」
 
 
 
と思うと、つい「自分の中のギア」を
上げることばかり考えて 

今までやったことのない方法とか、
新しい試みを試してみようと思ってしまう。
 
 
 
でも、スピードアップをするためには、
「自分の中のギア」を「下げる」方が
自然の摂理には、かなっているのかもしれない。
  
 
 
「自分の中のギアを下げる」というのは。
 
 
たとえば、今までやってきたことを見直す、とか、
 
もう慣れ親しんだ方法に、立ち返ってみる、とか、
 
古くからの理解者に、応援を求める、とか、
 
 
そんなことが当てはまるような気がする。
 
 
 
 
 
 
 
ついつい気があせると、
まだ充分軌道に乗っていないのに、
 
「自分の中のトップギア」
 
に入れたくなったりするけれど、
 
そんなことをしても、自分のエネルギーを
浪費したり、自分を傷める結果になってしまう。
 
 
 
それよりも、自分のギアを一段階下げて、
そこで思い切りエネルギーを出した方が
かえってスピードが増す、という
自然の法則にしたがった方がいいのかもね。
 
 
 
「急がば回れ」という昔からのことわざも、
もしかしたら、こんな自然の法則を含んだ
深い言葉なのかもしれないね。
 
 
ではでは。
 

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