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成功者に多いタイプのカエル

のっけから「は?」っていうタイトルだけれど、
大丈夫。寝ぼけているわけじゃない(と思う(笑))
 
 
最近、本当に素晴らしい人たちに出会うのが
加速的に増えてきている。
 
そういうタイミングっていうのもあるんだろうけれど、
ありがたいことだなぁ、と思う。
 
 
人間的に魅力があり、
社会的にもうまくいっていて、
これからの未来も開けている人。
 
 
そう言う人を見ると
 
「うらやましいなぁ」
 
とも思うけれど、それ以上に
 
「私も頑張らないとなぁ」
 
と、勇気と元気をもらえる。
 
 
 
で、
 
最近お会い出来ている、魅力ある人たちには、
ある共通点があることに気がついた。
 
私が会う人は、男性も女性もいるし、
私よりも年上もいれば、年下もいる。
 
 
でも、その人たち全員が、
 
「ちょっと変わったタイプのカエル」
 
なんだよね。
 
 
「は?カエル?」
 
と思うかもしれないけれど、あくまでたとえ話ね。
 
 
その人たちをカエルにたとえると、
会う人全員が、
 
「大海を知っている、井の中の蛙」
 
だったんだ。
 
 
 
 
どういうことかというと。
 
 
私が「魅力的だなぁ」と思う人であればあるほど、
 
 
「私なんか、まだまだです」
 
「たまに私に会いたい!っていう人がいるんだけど、
 そんな大したことないのにねぇ」
 
「私も、まだ一人の学徒にすぎないです」
 
「なんか、過大評価されているみたいだわ」
 
 
と、異口同音に言う。
 
 
それも、謙遜して言っているんじゃなくて、
 
「この人、マジでそう思っているんだ」
 
と伝わってくるくらい、本気で言っている。
 
 
もちろん、自分に対するプライドがないわけじゃない。
でも、
 
「私なんか、まだまだ」
 
と、本心から言う。
 
 
 
たぶんこれは、
 
「さらに大きな世界」
 
「もっとできる未来」
 
に目を向けているからだと思うんだよね。
 
 
セルフイメージと言ってもいい。
 
とにかく、こっちから見れば
 
「もう充分スゴいじゃない?」
 
と見えても、本人的には
 
「もっと素晴らしい世界が見えている」
 
という事なんだと思う。
 
 
それが証拠に、
 
「私なんか、まだまだ」
 
と言いながらも、卑屈になるのではなく、
気持ちは軽やかに、目には小さな炎を宿らせている。
 
 
 
「大海を知っている」。
 
 
それが、魅力的な成功者に共通するポイントの
第一点目だ。
 
 
 
 
 
しかし、それだけじゃないんだよね。
 
 
それだけ広い世界を見ているから、
日々の活動もさぞかし華やかなんだろう、
と思っていると、その予測は大きく裏切られる。
 
 
ザ・地味、である。
 
 
自分の活動するフィールド、
期待されている役割の中で、
実に地味な作業をコツコツとしている。
 
 
多角的に色々やる、という人も中にはいるけれど、
多くの人は、自分が社会に与えられた役割の中でも、
特に自分が得意とする分野に特化して活動する。
 
 
活動範囲は、広いと言うよりは、深い。
 
 
「何年もやっていて、よく飽きませんね」
 
とか、
 
「毎日、同じことの繰り返しじゃないですか?」
 
と、質問したくなるような場合さえある。
 
 
 
自分に与えられた、ごく限られたフィールド。
 
そこで自分にできることを、まっとうする。
 
それが他の人から見たら、
同じことの繰り返しのように見えたとしても。
 
 
魅力的な人たちに対して、
こんな表現をするのは失礼かもしれないけれど
それはあたかも
 
 
「自分の井戸にもぐりこんでいる」
 
 
ようにも見受けられたりもする。
 
 
 
 
そして。
 
 
「大海を知っている」
 
「自分の井戸にもぐりこんでいる」
 
 
この二つの要素を兼ね備えられている
世にも奇妙な「カエル」さんたちが、
いわゆる魅力的な成功者だったりするんだよね。
 
 
セルフイメージだけが高くて、
 
「俺は、将来ビッグになるぜ!!」
 
なんて言っているだけではない。 
 
 
自分の許容量を超えた世界の大きさに愕然とし、
大海の波におぼれてしまうわけでもない。
 
 
かといって、
 
自分の井戸にだけもぐりこんで、
 
「どうだ!私はすごいだろう!?」
 
「私以上の人間なんて、存在しない!」
 
と、エゴを振りかざすような、文字通りの
 
「井の中の蛙」
 
なわけでもない。
 
 
大海を知り、己を知り、 
普段は自分の井戸でコツコツと働きつつも、
必要とあれば、大海に出る。
 
 
そんな
 
「大海を知る、井の中の蛙」
 
が、ホント多いこと多いこと。
 
 
 
 
別の表現をするならば、
 
「天に果てしなく伸び続けているけれど、
 大地にしっかりと根を生やし続ける大木」
 
でもいいし、
 
「地に足のついた活動をしつつ、
 はるか遠い空を見上げている」
 
でもいい。
 
 
大きな世界を感じつつ、
「今、ここ」に生きる。
 
 
自分をちっぽけな存在だと認識しつつ、
心はいつも太平洋。
 
 
そんなバランスを持っている人が、
多くの人を魅了して、
さらに素晴らしくなっていくのかもしれないね。
 
 
 
もちろん、社会的に偉くなるのが素晴らしいと
決まっているわけじゃない。
 
自分らしく、自分が自由に楽しく、
納得できれば、それが素敵だ。
 
 
その上で、
 
「大海を知る井の中の蛙」
 
という、変わったカエルたちを見ると、
 
 
「よーし、私も頑張ろう!」
 
 
って思ったりするんだよね。
 
 
私自身、そんな魅力的な人たちに
愛想を尽かされないように、
自分の井戸でできることを
コツコツやっていきたいと思いますわ。
 
 
ではでは。
 

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