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浴びる前に、することあるだろ?

趣味というか、鍛練というか、
かれこれ6年も気功の教室に通って稽古している。
 
気功のお師匠さんには
たくさんの事を学んでいるんだけれど、先日も
 
「なるほど!」
 
と膝を打った学びがあったので、
今日はそれをシェアするね。
 
今回は途中まで、やや「アヤシイ」話もあるけれど、
基本私は「ザ・俗物」だから大丈夫だ(?)
 
 
 
さてさて。
 
いわゆるパワー・スポットってあるじゃない?
 
そんなパワー・スポットに行くと、
普段は別にエネルギーとか感じなくても、
やっぱりいいエネルギーが満ち溢れているような気がして
 
「いっぱい、エネルギーを浴びよう!」
 
って、いいエネルギーを
自分に取り込もうとしたりすると思う。
(感覚的な話だけれどね)
 
 
また、私が通っている気功教室でも、いわゆる
 
「良い“氣”のエネルギー」
 
が道場に満ち溢れたりするので、
 
「このエネルギーを、自分に取り込もう!」
 
みたいにするんだけれど、師匠は
 
 
「いやいや、パワー・スポットでも道場でも
 エネルギーを取り込もうとしちゃダメだよ」
 
と、やんわり諭すんだよね。
 
 
どういうことか?というと。
 
 
エネルギーを取りこもうとするのではなく、
 
「普段の日常生活で浴びてしまっている
 “邪気”“よどんだ気”を払い落せばいい。
 
 そうすれば、良い氣は自然に、必要なだけ入る」
 
と教えてくれる。
 
 
そう言われると、たしかにそうだなー、
なんて思うんだよね。
 
 
ほら、たとえば満員電車とかでも
まずは駅で降りる人が先に出ないと、
新しい人は入れない。
 
深呼吸でも、二酸化炭素を吐き出さないと、
新しい新鮮な空気は入ってこない。
 
 
たぶん、目に見えないエネルギーなんかも、
 
「まずは、出す」
 
ということを意識すれば、
自然に入ってくるのかもしれないよね。
 
 
 
はい!
ここまでが、ややアヤシイ話。
 
 
さて。
 
 
この「まずは出す」という法則は、
他のところでも同じ原理原則なんじゃないかな?
なんて言う風に思う。
 
 
例えば、仲間が集まるコミュニティなんかも、
パワーが集まる「場」という意味では
「パワー・スポット」と言えるだろう。
 
そんな中でも
 
「ここで私が得られるものは何だろう?」
 
「ここで学べる事は??」
 
なんて、自分が得られることばかり考えていると、
自然に入ってくるものも入ってこない。
 
 
そうではなくて、
 
「まずは出す」を意識する。
 
 
相手のためになるアウトプットができるのならば
それは素晴らしいと思うし、
 
それが出来なかったとしたら、
「本音の自分」をさらけ出す、というところから
やるのが良いのかなぁ。なんて思う。
 
 
仲間だけじゃなくて、仕事場なんかでも、
 
「まずは出す」
 
ということを意識するといい循環になるだろう。
 
それが「相手へのメリット」とかじゃなかったとしても、
「私はこう思っています」とか、
「実は、○○なんですよねー」みたいな話でもいい。
 
 
いい「場」であればあるほど、
「受け取ること」「浴びること」を意識するのではなく
「吐き出すこと」「浴びせること」を意識する。
 
 
逆に、良くない「場」では、
「吐き出さず」「受け取らない」。
 
そんな風にするのが良いのかもしれない。
 
 
空気(いろんな意味で)もそうだろうし、
お金もそう、
 
いい「場」では、じゃんじゃん吐き出せば
その分、自然に必要なものが入ってくる。
 
良くない「場」では、悪循環にならないようように
循環を止める。
 
 
それを意識できると、カッコよくね?なんて思う。
 
 
 
そして。
 
 
個人ひとりひとりの感情でも、
それは同じだろう。
 
 
心から笑いたければ、まず心から泣く。
 
 
自分にとって安全な「場」で、
わんわん泣いてみる。
 
それが、いい笑顔になる、
一番の近道だったりするのかもしれないよね。
 
 
さてさて。
 
 
あなたは、
 
最近、いつ、心から笑いましたか?
 
最近、いつ、心から泣きましたか?
 
 
あなたが、心おきなく「出せる場」が
増えますように。
 
 
ではでは。
 

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